見出し画像

「何事にも中途半端」は強みになる。 〜足し算でも掛け算でもなく、抽象化して仕事をつくる方法

何もかもが中途半端です。
これと言って人より秀でたものがない。

よく聞くお悩みです。

でも、中途半端はこれからの時代は大きな強みになる。

何か一つのスキルだけに特化していると、
そのスキルがAIに代替されたり、
そのスキルでできる仕事の価値が(相対的に)下がったりすることがあるからです。

アレもコレもソレもできるは強み。

でも、そこで短絡的に、

じゃあ、私はアレとコレとソレができます〜!
と並べただけでは、仕事としては難しい。

アレとソレとコレを掛け合わせたサービスをしま〜す!
と言ったところで、それをほしい人はいないかもしれない。


できることの足し算・掛け算では売れない。



たとえば、
会社員としては事務をしてきた、
コーチングの資格を取った、
ウェブマーケの勉強をちょっとだけした、
趣味は料理

そんな私が何をする? と考えたとする。

うーん、

・ウェブと事務の掛け合わせで、オンライン秘書?
・コーチング は仕事にできるよね?
・ウェブマーケのサポートも初心者向けならできそう
・発信では料理のことも伝えていこう!

なんてやると、アレもコレもで、結局何の人かわらかない。


そして、できることを羅列したり、安易に掛け合わせただけのサービスでは、

他の人と比較されて、価格やスペックで比較されてしまう。

そうではなくて、

まず、自分ができることを全部テーブルに出して、それらを「抽象化する」。



事務と、コーチングと、ウェブマーケと、料理ができる私!ではなくて、

そこで大切にしてきたこと、それらを通して身についた力は何か、どんな人のどんな困りごとを解決できるか、

など、

「何のためにそれをするか」という目的に立ち返って、抽象化する。

共通点を見つけたり、そこで身につけた力を書き出したりしてみる。

すると、

事務とコーチングの共通点は、相手の求めていることを察して言葉にする能力、かもしれない。

料理とウェブマーケの共通点は、状況を先読みして段取りを作ることかもしれない。

自分のあるのは、「察する力」「言葉にする力」「先読み力」「段取りを作る力」だとしたら。(この段階で検証が必要です)

それらの力をもとに、「相手が欲しいもの」をサービスとして構築していくことができる。

アレもコレもソレもできます〜!とは違う。

相手が求めることに立脚した自分だけの仕事が作れる。

できることを並べただけの仕事から脱したい方へ。
言葉で仕事をつくる実践的な6ヶ月。


自分の価値を、思いを、相手が知りたいことに変換することで、
自分だけの仕事を作っていきたい方へ。

講座の受講を迷っている方のための個別相談

言葉で仕事をつくるメルマガ

新刊!発売1ヶ月で3刷


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?