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「ターゲットになりきれ」が、うまくいかない理由

「ターゲットになりきって考えましょう」
「ペルソナを立ててその人に語りかけましょう」
よく言われる。

だけど、よく知らない人になり切ることも、
よくわかっていない人に、成り代わることも、
できない。

想像上で作り上げた
「こんな人が読んでくれたらいいな」
「こういう人が買ってくれたらいいな」に
意味はない。

そんな人はどこにもいないかもしれないから。


現実に、今、相手が何を求めているか、を知ろう。



よくわかっていない人の頭の中を
いくら想像しても。
理想の架空の人にいくらリアルに
なりきってみても、

現実の読者やお客様は、
全くそんなことを考えていなかったり、
全くそんなことを求めていなかったりする。

だから、何もかもが、ズレていく。

たとえば、
女子高生について何もわかっていない
おじさんが、
「今時の女子高生って、こういうの好きだよね〜」と
企画した商品が全く売れないのと同じ。


相手を知るには、相手の「社会」を「観察」するしかない。


相手のことを知ろうとせず、
自分の妄想だけで、
相手を決めつけていても、
何もわからない。


自分で勝手に想像するのではなく、
自分で勝手に「なりきる」のではなく。
現実をみよう。


現実の、その人たちの「社会」の中に入っていく。

勝手になり切るのではなく、
自分として、その社会に入って、相手を観察する。


実際の相手は、
何を考えているのか。

どんなことに困って、何が苦しくて、何が悩みで、
どうなりたくて、何があってうまくいかないのか。

「何に困っていますか?」「何に悩んでいますか?」と聞いて、本音を言う人はいない。


相手にストレートに質問をぶつけても、
答えは返ってこない。

いきなり「何に悩んでいるノォ?」と聞かれて、
本音を言う人なんていないから。

信頼関係のない人に、本音を言う人はいない。
また、相手と信頼関係がすでにあったとしても、聞かれた本人も、的確に自分の悩んでいることを言語化することなど、できないのだ。

多くの人が、自分でも何に困っているのか、自分んでも何に悩んでいるのかわかっていない。「私の悩みはこれだ」と思っていたとしても、そこがポイントかどうかは、わからない。もっと深くなにかがあるかもしれない。見えているのは表面だけかもしれない。

だから、観察する。相手の社会の中に入っていって、丁寧に観察する。


観察って何? 観察ってどうやるの? ってことは、この本に詳しく書きました。
相手の気持ちだけでなく、自分の頭や心の中も、観察できます。

もっと自分の気持ちを相手に届けたい、相手を動かす文章、話ができるようになりたいと思う方はぜひ読んでください。



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