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「成功者のマネをしろ」の落とし穴。〜私は、誰かの劣化版ではない。


よく「成功している人のマネをすれば良い」「学ぶとは、真似ることです」と言われます。

たしかに、成功している人のマインドや、やり方を真似することは意味があると思います。(相手を誰に設定するかは超大事で、そこがズレていると逆効果だと思いますが)

ただ、その人がうまくいっているのは、その人が、自分の価値を言語化できているからだとしたら。


自分の価値を、自分の言葉で伝えられる人が強い。


ビジネスでは、「自分の価値」を言葉にして、相手に伝えられる人が選ばれます。
自分(や会社や商品・サービス)が、相手にとってどう良いか。それを、相手に伝わる言葉で伝えることが必要です。

自分は、自分で、「自分の価値」を見つけて、言葉にするしかない。

「憧れのあの人」や、「何かを学んだその人」の価値や、使っている言葉を真似したら、ただのトレース人間です。

「〇〇さんの劣化版」になってしまいます。

もしくは、「あー、なんかこういう人、よくいるよなー」「また、こういう系の人か」とスルーされて終わります。

それでは、あまりにも「自分」がもったいない。

自分の価値は、すでに、誰の中にもあるのに。絶対あるのに。


成功している人の、やり方を真似することはできても、自分の中にある価値を見つけて、それを言葉にすることは、

誰かのマネではできないのです。

がんばっているのに、なかなか上手くいかない人は、

●「自分のど真ん中」が見つかっているかな?
●自分の価値を「相手が言って欲しい言葉」にできているかな?

と自分に問いかけてみてください。

そして、何かを学んだ「あの人」のトレースになっていないか?

憧れている人と同じ言葉をそのまま自分も使っていないか?

チェックしてみるのも良いと思います。


「これは私のオリジナルです!!」では売れない


だいじょうぶ。私は、学んだことをもとに、自分の経験やスキルを組み合わせてオリジナルで売り出しています!

私の商品は、他の人には似ていないオリジナルです!!

という方は、ちょっと考えてみてください。

人は「それがオリジナルだから」買うわけではない。
「誰かと似ていないから」欲しくなるわけではない。

全く知らない、よく分からないものは、欲しくならないのです。

自分がプラスした、その「経験」や「スキル」が、相手が欲しいものに変換できているか?
相手が言って欲しい言葉で伝えているか?

人は、それがオリジナルだから買うわけではない。(ブランド価値が高くて、〇〇オリジナルにすでに価値がある場合は別)

そんな視点も、また大事です。




自分の価値を発信することで、ゼロから仕事を作っていける。


自分の価値を、思いを、相手が知りたいことに変換することで、
自分だけの仕事を作っていきたい方へ。


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