ブログやSNSが「ただの日記」になってしまう。
SNSやブログが、ただの日記になる。
頑張って書いているけど、こんなの誰かの役に立つのか?と不安になる。
よく聞く悩みです。
よっぽどの有名人か、すでにファンが溢れるほどいる人なら「お昼ご飯に何食べた」話だけでも、オォーっとなるかもしれません。
が、多くの人は、「だから何?」と思われて終了。
私きれいでしょ?の自撮りのオンパレードも、憧れの対象以外は、見ていて苦痛かもしれません。
投稿を「ただの日記」にしない方法
SNSやブログを、ただの日記にしないためには、
日常の出来事の中から、「読者の気付きポイント」を見つけること。
■これを伝えたら喜ばれそう。
■これを教えてあげたい!
と思うポイントを見つける。
そのためには、自分が「誰に向かって書いているか」を意識しておくことが大事。読者が誰かが見えていないと、「役立つポイント」もわからない。
「自分の視点」を持つために
ふだんから
「これ、私の仕事とどう関係があるかな?」
「自分の仕事の視点で見ると、何が言えるかな?」
と考えるクセをつけよう。
たとえば、「ランチにフレンチに行った」とする。
〇〇というお店のフレンチコースのランチを食べました。雰囲気も良くて、最高。午後からも仕事がんばります。
読者は、「あ、っそ」で終わり。
そこで、お店の紹介をしたり、五感をフルに使って食レポをしてもいいけれど、
もし、ブログやSNSを自分の仕事につなげるために使っているなら、やるべきは食レポやお店紹介ではない。
私なら、「文章の書き方」や「マーケティング」や「ブランディング」を生業にしているものとして、何を書くか?
お店のメニュー名だったり、価格の話、店員さんとの会話の話、いろんなことが「この職業だから」書ける。
自分の仕事に立脚して、「読者の気づきになること」を探す。そうすれば「自分だけの視点」が持てるようになる。
「仕事」と「価値観」のキーワードを出しておく
私の講座では、日常の出来事を「ただの日記」にしないために、
「仕事キーワード」と「価値観(ミッション)キーワード」を書き出しておき、そのキーワードに結びつけて書く、という練習をする。
どんな出来事も、自分の仕事の視点で語れば、自分だけの視点になるし、
どんな出来事も、自分の価値観で語れば、「この人の話をもっと聞きたい」と深いファンが増える。人で選ばれるようになる。
この本でも「仕事キーワード」「ミッションキーワード」の書き方を載せています。
自分の人生を丸ごと仕事にできる
自分だけの「視点」が持てるようになると、
日常のどんな出来事もネタになる。
自分の価値観を言葉にできると、
人生のどんな出来事も仕事に生かせる。
ブログやSNSでの発信は、自分で仕事を作っていく練習にもなるのです。
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