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喜んで買ってもらえる文章 VS 脅して買わせる文章



おかげさまで、いろんな方から、いろんなイベントや本などを紹介されるのですが、全てを購入・申し込みしているわけではありません。

即買うものと、気になっているのに買わない・申し込まないものの違いについて考えてみました。


気になっているのに「買っていない」理由は?


皆さんも、「気になる」のに買っていないモノや、なんとなく「いいなぁ」と思ったのに申し込んでいないセミナーやイベント、1つや2つあるのではないでしょうか。


あと一押し、どんなことを伝えれば、行動に結びつくでしょう。


大きく分けて2つあります。


1. どうしても欲しい!という欲望
2. これが自分に必要だという根拠


1の場合は、

それが自分に必要だと、なんとなくわかっているけれど、
欲しい!という感情が動いていない状態です。


「ほかに同じようなイイものないかな~」と迷っていたり、価格やスペックを比較したり、という状態です。


必要だとはわかるけど、

まぁ、別に、今度でいいか、
 他にイイものあるかもしれないし、
 
と思うから行動に結びついていない。

そんな人には、
「どうしても、これでなくちゃ!」と
感情を動かすこと
が大事。

こういう場合に、「理屈で説明」しても、
人の気持ちは動きません。


2.の場合は、

「ほしいな!」と気持ちは動いているけれど、

「本当に買っていいのかな?」
「だいじょうぶかな?」
「ソンしないかな?」

と確信が持てない状態。

こういう場合は、

「これは、こういう理由であなたにとって必要なんです」
としっかりと根拠を説明する必要があります。

1の状態の人に、理屈や根拠を説明しても、

「それは分かったけど、欲しくない」
となるだけですし、


2の状態の人に、感情的に訴えても、
「私には無理かも」
「そういわれても不安」
「まぁ、なくてもいいか」

となってしまいます。


目の前のお客様に、セールスをしていくときは、
今、迷っている人が

どちらの状態で迷っているのかを
しっかり見極めることが大事になってきます。

そして、文章を書く時も、この視点はとても大事。


商品やサービスの紹介ページや、
イベントやセミナーなどの告知文章には、
 
この視点を踏まえて書いてくと、
スムーズにお申し込みが増えていきます。


多くの人が「良かれと思って」やってしまっている「間違い」


集客の告知文章で、多くの人が

良かれと思ってやってしまっている間違いがあります。

それは、「質問攻め」です。

「〇〇を知っていますか?」
「〇〇をわかっていますか?」
「〇〇ができていますか?」

と矢継ぎ早に質問されたら、


できてないお前はダメなんだよ、
わかってねーな

と責められているような気がしたり、バカにされた感じがしたりします。

対面で、ここまで質問攻めにする人はいないと思いますが、文章だとよくあります。


ブログやメルマガを読んでいると、

「なんで、そこまで私に質問をするの?」と感じる文章によく出くわします。


書き手にそんな意図はなくても、

読者は、責められている、
馬鹿にされている、

と感じてしまうため、その書き手に信頼感が生まれることはないでしょう。


こういう書き方は「ドキッ」とはするけど、
それは、良いドキッではなく、

ビビらせて、不安にさせて、買わせる
という脅し行為だと私は思っています。


脅したり、不安にさせて「買わせる」時代は終わった


 あなたは○○ができていないからダメだ、

このままだと、もっと悪いことが起こる……

そうやって脅してモノを買わせる手法が、今までは割と平然と行われてきました。

そうやって脅すことを「マーケティング」や「コピーライティング」だと教えている人もいます。

でも、それで誰が幸せになるのでしょうか。


私は、売り手も買い手も、幸せになれる売り方をしたいし、

読んだ人が少しでも気持ちよく、うれしくなって買ってくれるような文章が書きたいです。


(意図していなくても)脅して買わせる文章、
気持ちよく、嬉しくなって、買ってもらえる文章

どちらが書きたいでしょうか。


「思わずクリック」ではなく、「長く愛される」文章の書き方

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