「やりたいことが見つからない」「差別化できない」なら、尖る前に広げよう。
「やりたいことが増えて、自分が本当に何をやりたいのか、わからなくなってきた」
「同業者と差別化できない」
「好きなことで起業したいけど、何が好きかわからない」
「自分のやりたいことで、しっかり稼げるかどうかわからない」
そんなお悩みをよく聞く。
解決方法はただ一つ。矢印を自分ではなく、周りに向ける。
仕事は、尖る前に、広げることから。
自分が何をしたいか見えなかったり、
やりたいことが明確にならないなら、
まずは、自分を広げてみよう。
仕事には、「やろうと思ったらできることで、
相手に求められること」をやって、
自分を広げていくフェーズ(段階)と、
「自分の才能が一番生きることだけ」をやって、
尖っていくフェーズがある。
いきなり「やりたいこと」「好きなこと」だけでうまくいく人は、ごく限られた一部の天才だけ
いきなり、
「やりたいことしかやりません」と言っても、
そこにニーズがない限り仕事にはならない。
相手の求めることに応える、
そこから仕事を積み上げていく、
という段階が、どんな仕事にも必要なんだと思う。
それをすっ飛ばして、
まだ何も形になっていない段階で、
「自分らしいやり方」
「私にしかできないこと」
「これが私の生き方」にこだわると、
なんの波も起きない。
相手の期待を正確に把握し、それを1ミリずつ超える
相手の期待を正確に把握し、そこを1ミリずつ超える。
それを繰り返していくうちに、
「自分を最大限に活かせる領域がどこか」が見えてくる。
そう、見えてくるんだ。
何もしないうちに妄想だけで、
「私が活きるやり方」「私を活かす仕事」を考えたって、
そんなものはどこにもない(可能性が高い)。
広げ切ったら、尖る場所が(自然に)見えてくる
そうやって積み上げて、ひとつひとつ積み上げてきた状態から、
俯瞰して、自分を一番活かせる場所を見つけたら、
ようやく「尖っていい」フェーズになる。
差別化できない、
自分らしさがわからない、
という人はきっと、まだ「尖る段階」ではないんだと思う。
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