良かれと思ってやってしまいがちな「集客文章」の間違い
集客するための文章、商品やサービスの販売につながる文章を書きたい、という人の文章を添削していると、
ああ、みんな同じところで「やっちまってるな」と感じます。
良かれと思ってやっていることが、逆効果になっているのです。
代表的なのは、この2つです。
①売り付けられるのは嫌なのに、売り付けている
②ターゲットを絞りすぎている
売り付けられるのは嫌なのに、売り付けている
「こういう文章は売込みみたいで好きじゃない」とか
「こういうキャッチコピー、見飽きたな」とか
「同じようなことばっかり書いている人多いなぁ」
と思っているのに、
知らず知らずのうちに
自分もそれをしちゃっているのは、
他の方法を知らないからです。
「まだそんなことしてるの?」
「今買わないとソンをする!」
「○○するだけで10倍××になる」
「月商◎桁になる一番簡単な方法」
「○○にお悩みの方に朗報!」
みたいな煽り系文章で、とにかく「数」を集めたとしても、
それで来てくれたお客様と長く付き合っていけるでしょうか?
とにかくクリックされればいいという意図が見え見えの、中身と全然違うタイトルで、読者は書き手を信頼するでしょうか。
一度だけ、誰でもいいから集めたいそんな文章の書き方では、
本当の自分の価値など伝わりません。
ターゲットを絞りすぎて、チャンスを逃している
「ターゲットをしぼれ」といろんな人が言っています。
それを真に受けて、自分の発信ターゲットを
「家を建てる予定で、家族にぴったりの間取りを自分で決めたくて、でもなかなかうまくいかなくて、工務店に相談したけど、イマイチいい案が出てこなくて困っている人」
みたいに設定したとします。
「ターゲットしぼれてる!」と思うかもしれません。
「たった一人の人に書く」んだからこれでいいよね?と感じるかもしれません。
でも、冷静に考えてみると、
そんな人、日本中に何人いるでしょう?
日本中にはまぁ何人かいるかもしれませんが、
その人たちが自分の発信にたどり着く可能性は?
人が家を建てるのは、多くの場合、一生に一度ではないでしょうか?
これは極端な例かもしれませんが、
「ターゲットを絞らなきゃ」と変な方向に走ってしまい、
ビジネスチャンスを大きく逃している人は多いようです。
がんばって発信しても、売上につながらない理由
その他にも、体験セミナーに来てくださった方とお話ししていると、良かれと思ってやっている逆効果なことがたくさんあります。
怖いのは、そういうことには
「自分では気づけない」ということです。
自分の周りにいる人に聞いても、わかりません。
自分の周りにいる人は、自分と同じ間違いをしている可能性が高いからです。
良かれと思ってやっている、
それが正しいとどこかの誰かに教わってやっているのだから、
気づかないのは当然です。
がんばって発信しても、売上につながらない。
毎日、SNS発信やブログやメルマガを書くのに時間がかかって大変。
という人は、そもそも「やり方」や、
「今やるべきこと」がズレている可能性が高いです。
このままだと、きっと、なかなか結果が出ずに、
どんどん疲弊していってしまうかもしれません。
そして、なんか違うなぁ、違和感があるなぁと感じながらも、
意図せず「煽り系の文章」を書いてしまっていたら、
精神的にもやられてしまいそうです。
それは、自分がもったいないのです。
「集客するためには、こう書かなきゃ!」と
決められたテンプレートに、人はもう飽きています。
見飽きたからです。
そうじゃなく、自分の価値を、自分だけの言葉で伝えていきましょう。
どっかの誰かが書いている「同じようなテンプレ文章」から抜け出す方法を、これからもこのnoteで発信してきます。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?