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文章を見直す時は、3人の視点を持つ。

文章を書いた後、見直す時、
何を見ていますか?


文章を見直す時には、3人の視点になります。
ひとりは、編集者視点。
あと2人は?


ヒント:読者ではありません。


編集者の視点で、全体を見る。

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書いた文章を見直す時は、
「自分ではない人」になる。


具体的にいうと、
1.編集者視点
2.校閲者視点
3.コピーライター視点


●編集者は、全体を見る。

読者が興味のある内容か、
タイトルは気になるか、
もっと読みやすくするには?
などをチェック。


段落ごと前後を入れ替えたり、
不要な部分をバッサリと削ったりする。


全体をブラッシュアップして、整える役割。


校閲者の視点で、細部を見る。

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校閲者は、細部を見る。


日本語として正しいか、
主語と述語はねじれていないか、
事実に則しているか
などをチェック。


細かい部分を修正して、
わかりやすく、読みやすくする。


コピーライターの視点で、欲しくなるかを見る。

さらに、

自分を売り出したい、商品やサービスの購入につなげたい、ビジネスや自分の活動の認知度を上げたい

と思って発信しているならば、欠かせないのが「コピーライターの視点」だ。

タイトルや1行目で、ギュッと読者の心を掴んでいるか?
購入してほしい商品やサービスへ、しっかり動線をつなげているか?

何よりも

文章を読んだ「読者にしてほしい行動」につながっているか?


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見直す時は、デバイスを変える、時間をおく。

文章を見直す時は、物理的に、書いたものと「距離」を置く。

時間を置くか、見るデバイスを変えるか。

●時間を置く

一晩寝かせるのがベターだけど、時間がないなら、トイレに行く、コーヒーを飲むなどして、一拍置いてから見直すのが良い。

それだけで、「書き手」だった自分と距離を置けるから。

●デバイスを変える

書いたものをプリントアウトしてみるのがベストだけど、

スマホで書いたならパソコンで見る、パソコンで書いたならタブレットで見る、など見るデバイスを変えるのも効果的。

また、長文なら横書きで書いたものを縦書きにするだけでも、「自分以外の人が書いた文章」に見える。はじめて見る文章だと目や脳が認識すると、間違いや違和感に気づきやすい。

ブログなどは、いったんアップして、アップした状態のものを客観的に見るのもあり(修正ができる場合に限ります)。



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