わかりやすい文章は、「事」「こと」言わない。
文中に「事」「こと」がたくさん出てくる文章はわかりにくい。
いろんな単語を、すべて「事」「こと」と書くことで済ましている。
例えばこんな書き方
●相手の事を思う、という事をしている。
●相手の事を思う、という事をしている。
↓
相手を思う気持ちがある。
●相手の事を思う、とはどういう事なのだろう。
●相手の事を思う、とはどういう事なのだろう。
↓
「相手を思う」とは、何を意味するのだろう。
「事」「こと」をどう言い換えるか?
書いた後、なんだかわかりにくい文章だなと思ったら、
「事」「こと」が文中にたくさんないか、見直してみる。
<改善の方法は2つ>
1.なくても意味が通じるなら、トル。
2.別の単語に変えてみる。
別の単語に書き換えができないのは、
それについてよく知らない、
または
よくわかってない、のかもしれない。
自分は、どういう意味で「事」「こと」って書いているんだろう?と
振り返ってみると、
より伝えたいことが明確になる。
うまく言葉にできないのは
「うまく言葉にできない」のは、語彙力が足りないのではなく、
「そのことについて深く考えていない」または 「よく知らない」から。
毎月、100件以上の文章の添削をしていて、思います。
言葉で仕事をつくるメルマガ
新刊!発売1ヶ月で3刷
さわらぎ寛子のラジオ
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?