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インナーワールド

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日記あり、ストーリーあり。大海原に向かって小石を投げ込むような感覚で、日々、浮かんでくる、とりとめのない想念を書き留めておきます。誰かのためとか余分なことは考えず。書きたいときに…
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#過去と未来

「その願いを成就させるためなら苦を厭わない。そして振り返った時には楽しかったことばかり記憶に残った」ということは、確かにある。

「その願いを成就させるためなら苦を厭わない。そして振り返った時には楽しかったことばかり記憶に残った」ということは、確かにある。

わたしの人生の道筋を左右するほどの影響を与えた人物を3人挙げなさい。
と言われた時、誰を挙げるか。

これに関するわたしの回答は、もうずっと前に決まっている。

その答えを上書きするほどの出会いが、今後、ないとは言えない。
だから、最終判断はやっぱりこの人生の最終日まで保留ではある。

が、現時点では、そうそう簡単には上書きされないだろうと思う。

一人は、十代の時に出会った。
他の二人は、40代

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どれほど、自分の軌跡を埋め立ててきたのか...という

どれほど、自分の軌跡を埋め立ててきたのか...という

10年前からの贈り物
の記事を書いた時、当時の、いろんな人とやりとりしたメールを見直した。
残っている分だけではあったけれど。

その記事を書くに至るまでの前段階で
わたしが、14年以上もやめていた絵の道に戻ることになった当時の出来事を、反芻するきっかけとなった出来事があった。

どうも、この三ヶ月ほどは、過去を振り返る機会が、多く巡ってくる。

 

螺旋の一巡を、果たしたのか。
だから、もう一

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「今」は、いつだって過去

「今」は、いつだって過去

今ここ
と、よく言われる。

けど、「今」なんて、本当は、存在しない。

あるのはいつだって
「一瞬前」で。

それは、常に、過去。

あるのは、未来か過去の、どちらかしかない。

わたしは、そう思っている。


と一文字、打つ。
Aのキーを打つ。
画面に「あ」の文字が現れる時には、打った瞬間はもう、過去のもの。

 

「今」って、何?

実体はない。
なのに、人をたやすく左右する。

「今こ

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