20代、私が一番大切にしてきたこと。
2023年、実は人生の中でもかなり大きなイベントを控えている。それは、「結婚式。」
本来、あまり結婚式願望は無かったけれど、夫と幾度と話しあって、ようやく重い腰を上げることができた。
結婚式への背中を押してくれたのは、夫の何気ない「ひと言」
「自分達の大切な人たちに、これまでの感謝の気持ちを伝えられる機会って、これからなかなか無いよなあ。両親に、自分達が関わってきた人たちを、一度に紹介する機会も。とにかく、大切な人たちへ、感謝の想いを伝える機会って、何か特別なイベントとかしない限り、この先無さそうよなあ。」
私は、ハっとした。
私が何よりも大切にしてきたこと。それは、家族・友達。どちらかというと幼少期から、自分のことよりも、周囲の人たちのことばかりを考えて生きてきた。もう癖となっている、他者を考えること。自分の大切な人たちが、幸せになる、喜ぶことが大好きだったからこそ、おちゃらけキャラが出来たし、変なダジャレ、面白くないボケを、平気でする人格が出来たのかもしれない。
「どうやったら、相手を喜ばせられるだろう?」
常に、このことばかりを考えて、いろんな人たちと向き合ってきた気がする。
同時に私が大切にしてきたこと。それは「人と真心で向き合うこと。」誰かと接する時は、うわべだけの会話じゃなく、どんな時も全力で、心を通わせながらコミュニケーションをとってきた。
でも、社会に出てからそのスタイルを貫いていると、傷つくこともあるし、衝突することも出てきた。みんながみんな、本音で生きているんじゃないということも、同時に知った。
でも、やっぱり私は「人と真心で向き合うこと」を、諦めなかったし貫いてきた。傷ついたって良い、嫌われたって良い。嘘だけはつかず、自分の言葉で、心を通わせて生きていく。
そんな事を大切に生きてきた。
それと、結婚式とが何につながるのか?
それは出席の可否の返事。
正直、結婚式に参列してほしいと思う人たちに対して、出席してくれるかな?と確信を持てていなかった。
これまでの人生、私なりにどんな時でも愛を持って接してきたけれど、どこかで一方通行かな?片思いかな?と思っていた節も、無きにしも非ず。それでもよかった。私が決めたことに対して、見返りは求めていなかったから。
そんな不安が一瞬に吹き飛ぶ出来事が、まさに結婚式を通じて感じられた。
事前に一声、結婚式の出席について相談したところ、
まさかの全方面から
「絶対に、参列する」といった返信が。
次々にくる、その知らせ。もう、胸の高鳴りが止まらなかった。まさかみんなが・・・。本当に嬉しかった。結婚式当日まで、正直何が起こるか分からないから、100%の出席率とは言えないけど、100%の参列意欲の声を受け取ることができただけでも、もう、幸せすぎることだ。本当に。。
見返りを求めて、付き合ってきたのではないけど
人間だもん、自分が出会ったきた大切な人たちとの関係性や、繋がりを、節目節目で、感じたくなることはあるかもしれない。
ちなみに、ハーバード大学の研究結果によると
人間の幸福の要因となるのは
名声・肩書き・地位・お金ではなく
「豊かな人間関係」
という実験結果が出ている。
30年生きてきて、私が大切に大切に築いてきた、人とのつながり。これだけは、妥協もせず、楽もせず、時には辛い思いもしながら、諦めることなく、愛と心だけで築いてきたこと。自然と頑張れたこと。
そんな私の宝が、一つの空間に集まる、またと無いイベント、結婚式。
遠慮することなく、その日は存分に存分にみんなへ愛を伝えよう。
こんな機会をくれたパートナーにも心から感謝している。
ありがとう。本当にありがとう。
ふう、準備がんばろっ。
Hiroko
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