私の芸術運動42反省


コツコツと目黒川水門をモチーフ据えた新作の絵画を制作しています。

あの重量感と水路を開閉する力強さ、人が自然の水の流れを妨げ水量を調節するのはなかなか恐れ多いことの様に思えてなりませんが、そこで微かに感じる恐怖が今回の絵画のインスピレーション源です。

人の心の中も、水路の様に枝分かれしている様に思いますし、そこには自我という水門が設置されているだろうと思います

執着心が水の放流を阻みすがりついて、しまいには流れない水は腐っていってしまう

私は過去に謝りたいなと思う事柄が幾つかあります

さっきそんな過去をいくつか思い出して心の中で何度も繰り返し反省しました、これは後悔とかではなく当時の自分の人間としての未熟さを恥じています、やり直したいのではなく心から申し訳なかったと本当に思っています、これから同じことを繰り返さぬ様何度も定期的に思い出し心中で謝っています。

私は水門を閉じて当時の後悔の中をずっと生きる様な事はしませんが開け放たれた水門を流れてゆく流水を眺めながら、あの時の事を思い出しているという感情です。

それによって自分がこの先バチが当たる様なことがあるなら甘んじて受け入れようと思っています

しかし

芸術だけは、目が見えて、腕が動く限りは止める事は無いでしょう。


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