私の芸術運動38運命

とある画家の絵を眺めていました

その絵は平面的ですが色彩に溢れ無駄が無く、何より絵が輝いているように見えました

筆の筆致一つ一つ、色彩の一つ一つがまさに輝いています

私もこういう絵が描けるようになりたいと心から思いました。

この画家の作品は初めてお目にかかったものではありません、が、今の私にはやけに迫ってきた様に思います、今まではただ見ていたにすぎなかったのかもと思わさせられます、なにせ今日私は久しぶりに絵画を見て泣きそうになる自分を堪えていたのでした。

私は最近ずっと自分の描きたい絵というものがなんなのか考えていましたし、実際描いてきたつもりでもありますが、正直私が描き出したいものに対するアプローチにギャップを感じていたのは否めません。

回り道をしたというよりは会うべくして今回こうして目の前にこれだ!!と思わせる絵画が然るべき時に来たという感じでしょう。

まぁー出会っただけなので、それを私がどう自分の絵画へと昇華させられるのか?

ここにこそ画家としての才が反映される時だと思います、真似るのでは無く盗むという事です。

こういう感動が起こるという事は、自分にもその感動を描き出せる可能性のある画家という事になると私は思っています

私は人との交流は得意では無く、人脈も必要最低限なのですが、本来生きていく上で、なおかつ幸せに生きていく上で必要な人脈というのはそんなにたくさん必要なものではない気がいたします、あるべき所に、然るべきタイミングで嫌でも出会うものでしょう

それを運命と呼ぶのでしょう

私は自分の運命を信じていますから、不安はありません、ダメならダメで元々です。

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