自分の時間

毎日何かを考えて

毎日その時その時の答えを出して

次の日にはその答えが疑問になっていたり

今までの疑問が明日の答えになっていたりする

いくら考えても仕方がない

別に悩み事はない

ただ思いを馳せている

悩む事なんて何も無い

ただ自由に心が動いていく

心が縮こまっている時

時間が無駄にあっという間に過ぎている

体感時間的には長時間で苦痛だけど止めることができず過ぎて行く

心がのびのびしている時

時間が有意義にあっという間に過ぎている

体感時間的には妥当だけれど中身が詰まっていて密度が濃い

そして時間を引き伸ばしたりぐっと縮めたりする事もある程度できるのだ

この二つの時間は同じ尺だとしても

全く違う時間になる

時間を追いかけたり時間に追われたり

そんな事は、芸術には関係ないわけだ

必要なのはどんな状況であれ自分の時間を生きる事

僕の思う芸術とは

その人がどういう時間の中をどう生きたのか?だと思う

僕の絵の中には僕の時間が流れている

その時間の中で、どこにでも行ける、

時速なんて言葉があるけれど

実際あれもそれぞれの人の中を流れる時間に換算したら随分ズレがあると思う

俺はこれだけしか進めなかったのに、あの人はもうあんなところに!!

なーんて意味が無い

ただ、自分のスピードを知るには丁度いい

だけどそれによって自分を貶めたりする必要は全く無い

距離じゃ無い、速さじゃ無い

自分の行きたいところに向かって進んで行ければそれで良いわけだ。

#画家 #芸術 #芸術家 #飯田大輝 #エッセイ #コラム



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