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〜Techって言葉はたくさんあるけれど、僕たちはどこに軸足を置くのか

こんにちは。大村拓輝(オオムラヒロキ)です。
先日、僕たちRECOTECHは初めてVCからの資金調達を実施しました。

資金調達までの紆余曲折は本当に色々ありましたが、心強いパートナーが入ってくれたので、Visionの実現に向けた事業拡大スピードを加速させていきます。

この資金調達リリース時に、チームで議論して一つ変えたことがありました。それはResourceTech(リソーステック)カンパニーという言葉を一旦使わないようにする、です。

RECOTECHは、Resource / Ecology / Technologyの造語であり、コアとなる事業領域は、テクノロジーを活用して資源循環をデザインすることです。そのためFinTechなどのように、この領域そのものをResource x Technology = ResourceTechと僕らが名づけて、社会に定着させようとしていました。

とはいえ、新しい領域すぎて、ResourceTechといっても全然伝わりません。(笑)独りよがりの言葉を使うよりも、RECOTECHが何者なのか?ということをまずは認知してもらうために、今の世の中で使われている言葉を当てはめた方が良いのではないか、という議論をチームで行いました。

結果、採用したのがClimateTech(クライメートテック)

資源循環がなぜClimateTechに繋がるの?と思われる方もいるかもしれませんが、実は世界のCO2排出量の約50%が資源(食料/素材)由来といわれています。

- IRP (2019). Global Resources Outlook 2019: Natural Resources for the Future We Want
- IPCC(2019). Climate Change and Land: An IPCC special report on climate change, desertification, land degradation, sustainable land management, food security, and greenhouse gas fluxes in terrestrial ecosystems

そのため、資源循環をデザインしてごみを資源として活用することで、資源採掘量を減らすことができ、CO2排出量削減に大きく貢献することになります。それゆえ、資源循環がClimateTechに繋がるということです。ClimateTechとResouceTechの包摂関係は以下のようだと考えています。

ClimateTechの中に、CircularTechがあって、さらに具体的なResourceTechがある。僕たちがど真ん中に据えているのはResourceTechですが、世の中はClimateTechがワードとして一般化に向けて動き出しているので、まずはClimateTechであるという認知を取っていくことに切り替えました。

ClimateTechカンパニーのRECOTECHをどうぞよろしくお願いします。


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