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「チーム力を高める」とは

野球は9名のスタメン。ベンチ入りも人数が決まっており、全員が試合に出ることが難しいケースも多い。

その中で、全員が同じ方向を向いて取り組めるか否かでチーム力は変わってくると考えている。

チーム力とは 


・所属する選手全員が高い技術を持ち、誰が出ても高いパフォーマンスを発揮できること=選手層の厚さ
と理解されることもあると思うが、私の考えるチーム力は、「全員が同じ方向を向いて、取り組める力」の大切さを伝えたいと思う。

せっかく野球をはじめ、なにかの縁で同じチームに入ったのであれば、同じ目標に向かって頑張って欲しいと思う。

率先垂範

先ほども書いたように、野球では試合に出られる選手、出られない選手が出てくる。

「率先垂範」人より先に立って物事を行い、模範となること。 

これは技術練習だけではなく、グランド整備、片付け、掃除、チームの決め事、、、なんでも率先して行動する必要があるということ。

試合に出ている選手がチームを引き上げる

試合に出ている選手だからこそ、何事も率先垂範する。
キャプテンやレギュラー、自分が主力選手と思う選手ほど意識してほしい。

試合に出ていない選手から「あいつは、何もやらない」等と言われないよう、自覚とプライドを持ってほしい。 

試合に出てない選手がチームを押し上げる


試合に出ていない選手が率先垂範していくことも大切になる。
試合に出ている選手が怠けていてはチームが勝てないんだ!お前らが出来ないなら俺が試合に出てやるぞ!という気概で取り組んでほしい。

※参考 自分の体験

高校と大学でのエピソードを紹介します。

①高校時代


キャプテンに就任後、チームの徹底事項を決め全員で取り組もうとミーティングで話しました。
その後、なんとか率先して取り組むんだ!と意気込んでいたとき、控えメンバーから「お前がほんとにやり切るから、言われても文句言えないし、俺らもやるしかなくなってる。」と言われたことがあります。
最初は、イヤイヤ行動した選手が1人、2人と増え、習慣化し、周囲の選手を巻き込んで全員で取り組めた経験が、私の中で強く印象に残っています。

②大学4年の頃

このときは、控えに回った4年生達がレギュラー陣に対して、〇〇の練習を一緒にやろう。□□が前回試合の反省だろ!とチーム全体を引き上げてくれた。

もちろん、技術練習の面に加え、私生活、チームの決め事に対しても出来ていないことがあれば指摘をくれていた。
もちろん、本人達もしっかりと行動していた。

大学史上初、東都1部に昇格できたのは、間違いなく控えに回っていた4年生達のおかげであった。

時には、本気で言い合える関係

お互いに想いをぶつけ、すり合わせしながら同じ方向を向いて行くことが大切。
チームメイトとはいえ、全員が同じ意識、感覚を持つことは相当に難しいと感じている。
それでも、同じ「目標」に向かい「行動」することだけは忘れてほしくない。

そのためには、時に意見をぶつけながら、お互いの想いを知り、理解することも大切である。

チームメイトとぶつかる事は自分も苦手であったし、かなり気を使ったなーと振り返ると感じている。
それでも、チームが勝つため!目標を達成する為に必要だ!と感じることがあれば、それは相手も必ず理解されるので、勇気を出して発言しよう。


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