前田裕二『メモの魔力』5つの金言

はじめに

みなさんこんにちは!菅原大貴です。

今回からは、本を紹介する「おすすめの本シリーズ」をやっていきたいと思います!

できれば週1ペースで1冊ずつ紹介していきたいと思っていますので、フォローやスキお願いします!

今回ご紹介する本は、前田裕二さんの『メモの魔力』です。

1発目は絶対にこれ!と決めているくらい大好きな本で、もう2周はしています(笑)

僕が本を読むことが好きになったきっかけの本でもあり、人生の教科書にしている本の中の1冊でもあります。

この本と出会ったのは、就活中に友達と自己分析について話していた時でした。友達に「自己分析やるならいい本があるよ」と言われて丸善へ行き、本の中身も見ずに即購入したくらい衝動買いだったことを覚えています。

そして家に帰り、読んでみると当時の僕にグサグサと刺さる言葉ばかりで圧倒されました。

そもそも僕は、本を読むことがそんなに得意ではなく、漫画ですら読むのが面倒くさくて動画で済ませていた派の人間でした。

そんな僕が初めて本を読破するという経験をしたのがこの『メモの魔力』でした。

この本には、たくさんの金言があるのですが、その中から特に僕の琴線に触れた言葉を5つ紹介したいと思います!


1. 夢、願いを紙に書きつけることで、想いは格段に強くなる。

「夢、願いを紙に書きつけることで、想いは格段に強くなる。紙に書いたものを何度も見返すことで、その想いは本物へと成長し、そうして強くなった願いは、心の中にへばりついて離れなくなる。」

僕はこの言葉から、「想いを持ち、想いを伝えること」の大切さを学びました。

まずは、想いを持つこと。自分なりの想いをきちんと持っていない人間には、いつまでたっても人はついてきません。想いに共感してもらうことや仲間になってもらうためには、誰のものでもない自分なりの想いを持つことが大切です。

そして、その想いを伝えること。想いは思っているだけでは何も動きません。より多くの人に伝えるのです。しかし、ただ伝えるのではありません。より熱く語るのです。想いを語るのにプレゼンスキルは必要ありません。前のめりに相手が圧倒してしまうくらい熱く語ることが大切です。

そのためにメモを取ることは必須なのです。自分の想いを持ち、たくさんの人に伝えましょう!


2. メモを第2の脳として活用する。

「メモを第2の脳として活用する。より本質的なことに少しでも多くの時間を割くために。第2の脳に蓄積したファクトが、第1の脳で新しいアイデアを生む際の種になることもあるため、気付いたらなんでもメモしておくという意識が、想像力を高める第一歩。」

第1の脳、第2の脳といった斬新な考え方に僕はシビレました。メモをとることで脳の使い方までも操ることができるとは考えもしませんでした。そして、この考え方を実生活に取り入れてみると、日々考えていることが整理できるようになってきました。

よりクリエイティブなことだけに頭を使うことができ、この本を読んでからは今までよりも濃い時間を過ごせているような気がします。


3. メモによって情報を素通りしなくなる。

「メモによって情報を素通りしなくなる。きちんとメモを取る習慣を身に付けると、自分にとって有用な情報をキャッチするためのアンテナの本数が増える。メモを取る癖がない人は、毎日宝をみすみす落としてしまっているようなものだ。日常のふとした瞬間にこそ、宝が眠っている。」

前田さんは、本書の中で「僕から生まれ出るほぼすべてのアイデアは、普段無意識に通り過ぎてしまいそうなことに目を向けて、逃げずにそれらを言語化することで生まれている」と言っています。

確かに、メモを取るということはアンテナが自然と立つように誘導してくれる良いツールだなと思いました。普段なら、スマホをいじっているだけの電車の中や、通勤通学の時間をメモは有意義な勉強の場に変えてくれるのです。

このような地道な積み重ねが大きな成功へと繋がると信じてメモを取り続けましょう!


4. メモによって曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる。

「メモによって曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる。何がすごくて、何がやばいのか、ここをもう一歩二歩踏み込んで考えるのが本質的なメモ。言語化能力向上という目的に立った時に、メモという思考と言語化のきっかけを提供する、身近ながら最強のツールを使わない手はない。」

これは感情を言葉にする練習に使えます。何かの問いに答えるときに「なんで?」を5回繰り返すと本質的なものが見えてくるというのと似ていて、自分を知ることにもつながるのです。

自分を知り、自分の言葉がすらすら出てくるようになると、なにかを決めることも早くなってきます。飲食店でメニューを選ぶのなんかへっちゃらです(笑)


5. 刺さる言葉のストックが表現を洗練させる。

「刺さる言葉のストックが表現を洗練させる。歌でもいいし、道で見つけた看板で見もいい。友人のふとした一言でもいい。書店でもいい。それをそのまま使ってもいいし、抽象化して気づき自体を他に転用してもいい。」

刺さる言葉というのは、なぜ刺さったのかまで落とし込んで考えてみることが大切です。なぜなら、同じ言葉でも、その時の立場、タイミングによって刺さるか刺さらないかは変わってくるからです。

それをスマホでも紙のメモでもいいので、自分なりにメモしやすい方法を見つけ、言葉をどんどん蓄積していくのです。

こうして蓄積されてきた言葉は、人生で悩んだときに自分を奮い立たせてくれる特効薬として活躍することでしょう。


おわりに

いかがでしたでしょうか?この他にもこの本の中にはたくさんの金言が出てきますが、上げるときりがないのでこの辺で終わりたいと思います。

気になる方は、是非買って読んでみてください!

最後にこの本の特徴について少し触れたいと思います。

まず、この本は何と言っても自己分析1000問という付録が付いていることが一番の特徴だと思います。

ただ、1000問という心が折れそうになる量なので、無理せず地道にコツコツとやっていく必要があります。

前田さんはそれも分かっていて、初めの100問をやれば大体の自分がわかってくるように作られているので安心してください。

次に、本の読みやすさです。特に「、」の位置は、読者が読みやすいように計算されています。

そこまでこだわらなくていいんじゃない?というところまでこだわり抜かれています。

繰り返しになりますが、前田裕二の『メモの魔力』、まだ読んでいない方は是非一度手に取って読んでみてください。


今回の記事はこれで以上です。

みなさんにも刺さる言葉を紹介できていれば幸いですし、そこを心がけてこれからもノートを書いていきたいと思います。

今回も、最後までお読み頂きありがとうございました!

フォローやスキ、コメントよろしくお願いします!

次回もお楽しみに!!




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