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ゆるやかな変化は気づきを遅らせ、無思考状態を生む

今回はいい意味での「ゆるやかな変化」ではなく悪い意味での「ゆるやかな変化」について。

尋常ではないこの暑さ。年々気温が上昇しているんではなかろうか。昔、自転車で走り回ってた若い頃、「こんなに暑かったかな?」

体感的にも年々暑くなってる気がします。

というわけでまずは僕が生まれた年、1980年の8月の気温。38年前です。

35度を超えてる日はありません。やはり、年々気温は上昇しているんでしょうか。

去年の8月の気温。

確かに、明らかに平均気温は上がってますね。水の中にカエルを入れて火にかけると、気がつかないうちに茹で上がっちゃうという、まさにあの例えを彷彿させます。

時は流れてます。変化してます。変化に対応できなければ絶えるのは、歴史が証明してます。

経験の長さが時に正しい判断を狂わせる

「わしゃ寝る時はエアコンはつけん!!」なんておっしゃってる年配の方がいたらぜひ教えてあげてください。健康のため、翌日のダルさ軽減のために、命絶えたら本末転倒くらのすけです。

お蔵入りってやつです。

ちなみにこういった「ゆるやかな変化」への対応って、実は経験の長さが逆にネックになる場合があり、経験の豊富さから「大丈夫でしょ!」となるように、時に知識が思考を妨げます。

 ドイツ出身の哲学者ハンナ・アーレントの言葉をお借りするなら

「悪とは、システムを無批判に受け入れることである」

つまり、悪とは、悪人が生み出すのではなく、思考停止の凡人が生み出すということです。

「暑くて、も〜無理っ!!」って思ったら、素直に声をあげましょう。

自分のためにも周りのためにも。従うこと、合わせることが全て正義ではない。かといって、なんでもかんでも批判から入ればいいって文脈ではありません。受け入れ方の話です。

ハイ。

さー、ついでにここで1995年、僕が中学3年の年の8月の気温を見てみましょう。23年前です。

おーおーおーおー、去年なんかよりぜんぜん暑いやんけ。

どんだけ38度超え記録しとんねん。

中3の時の俺。自転車でよくも頑張ったな。笑

ひょっとして今が過剰に過敏に反応しすぎなのか。。

まー、とはいえ皆さん、ご自愛くださいませ。笑

半世紀単位でみたら、めっちゃ平均気温は上がってます。


おっす! 一番星!!


※上記の天気データは「goo天気」より参照。


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