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大幅下落!4月の中古マンション・戸建て市場について

コロナ騒動が始まり、4月7日からは首都圏や大阪、兵庫、博多での緊急事態宣言が発出、そして4月16日には全国的に拡大となりました。
結果、飲食やホテル業界・エンタメ系・航空系など大打撃を受けている業種多く、不動産市場においても大きく影響がありました。

緊急事態宣言後、営業自体を自粛した会社があったことも要因ですが、購入・売却を考える方の外出自粛や市場動向の様子を見たことが影響が大きいと思われます。

4月の首都圏における成約件数・㎡単価について、下記データをもとに参考にしてみてください。

首都圏地域別中古マンション成約件数

下記は首都圏の中古マンションの成約件数の地域別データですが、全体的に大幅に下落しております。

外出自粛の影響や様子見を行った方が一定数いたことが起因と思われます。

首都圏地域別中古マンション成約件数

中古マンション成約件数②

前年比、前月比と比べても大幅な下落です。

首都圏地域別中古戸建て成約件数

首都圏の中古戸建ての成約件数も同様に大幅に下落しております。

首都圏地域別中古戸建て成約件数

戸建て成約件数②


首都圏地域別中古マンション㎡単価(1㎡あたりの価格)

こちらは首都圏の中古マンションの㎡単価の地域別データです。

4月の㎡単価については特に千葉、神奈川県(横浜・川崎を除く)で大幅な下落が見られますが、都心や横浜・川崎は変動は小さいものになっております。

首都圏地域別中古マンション成約㎡単価①

居住用は事業用物件と比べてコロナの影響による物件下落予想が小さいと予想されます。コロナがどの程度今後続くのかにもよりますが、長期的に続くようであれば新築・中古問わず下落は発生する可能性はあります。
※4月の千葉の大幅下落については単月的なものなのか少々不明ですが。


さいごに

4月は不動産市場においてコロナの影響が強く出てきた月となりました。5月も成約件数については4月に近い低水準が予想されます。
ただし、早急な売却や購入を希望される方もありますので一定数以上は保つと想定されます。

次回は、コロナ影響による居住用物件の相場についての考察の記事を書きたいと思います。


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