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「人のせいにしてはいけない」ことに納得がいかない人へ

ひろいきです。
人は自分の思うようにいかない時ほど
人のせいにしたくなります。

例えば勉強をたくさん頑張ったのに、
受験に落ちて挫折してしまった時。
「親が頭悪いから自分も頭悪い」

人と接するのが怖いのは、
「親からいじめを受けていたから」

進学できなかったのは
「家にお金がなかったから」

今、自分が不幸な状況にいると
捉えている人は
「人のせいにしてはいけない」
と分かっていても
心のどこかで
納得できない自分が
いるのではないでしょうか。

場合にもよりますが、
あなたの考えは
あながち間違ってはいないのかもしれません。

子どもの頃に親からいじめを受けて
毎日苦しみながら大人になり、
現在も人生上手くいってないと
考えている人。

人格否定されて育った人。

このような経験をした人達に
「人のせいにするな」
なんて言うのはおかしいことなんです。

育った環境は必ず人生に影響します。
性格や能力、体調まで影響するんです。
もし、「人のせいにしてはいけない」
という言葉に納得いかないのであれば、
環境や人が原因であるケースがあるのも
事実であると私は考えます。

ただ、
「人のせいにしてはいけない」ことは
小さな事でも正しい思考だと思います。
なぜなら、
どれだけ人生めちゃくちゃになっても
あなたが生きる以上、時は進みます。
人のせいにしていても、
生まれの不幸に囚われても、
過去を変えることは出来ません。
どうしようもないことなのです。

死なない限り生きます。
人間として存在する以上、
ご飯を食べたり、寝たりと
人は行動し続けます。

なので過去に囚われるよりも
これからどうするか。
未来を変えることを考えるのが
人としての道です。
この道から外れるには
死ぬしかないですが、
人間は死にたくなくても
必ず死ぬので、
どうせならナチュラルに死ぬまで
生きてみましょう。

この考えは
どの場面でも
大切な思考です。
例えば部下が重大なミスをしたとしましょう。
そこで怒ってしまうのが人間らしいですが、
怒ったって起こったことは変えられません。
それよりも未来のために
職場の皆が良いパフォーマンスを維持できる
環境作りをする方が効果的なのです。

人のせいにしてもしょうがない。
今を生きて、未来を変えましょう。
経験上どれだけ絶望していても、
希望を見出せば、人は少し元気になりますよ。

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