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スタプロ社員対談 第2回 子どもにプログラミングを教える楽しさと難しさ

今回は、スタプロ社員対談 第2回として、石田さんと下野さんに対談していただきました。
お二人は、現在ひろぎんナレッジスクエアが運営する小学生向けプログラミングスクール「スタートプログラミング」でご活躍中です。
ひろぎんナレッジスクエアでの働き方や、プログラミングスクールメンターへの転職にご興味のある方は、ぜひご覧ください!

石田:2020年8月入社。前職では営業や飲食店での勤務を経験。
プログラミングに興味をもち、働きながらプログラミングスクールに通う。
子どもに関わる仕事、プログラミングスクールでの経験を活かせる仕事を求めて、スタートプログラミング(以下、スタプロ)に転職。
現在はマネージャーとメンターを兼任し、スタプロの運営にも携わる。
下野:2020年2月入社。
大学時代は小学校の教員を志望しており、プログラミングの指導経験は教員を目指す上でプラスになると考え、スタプロにアルバイトとして入社。
入社後、子どもたちがやりたいと思えることを縛りなく一緒に作っていくことができる環境に魅力を感じ、社員となる。
現在、スタプロ紙屋町校教室長として活躍中。

ー下野さんはアルバイトから社員になられたんですよね。お二人の入社の決め手はなんですか?

(石)子どもに関わる仕事、プログラミングスクールでの経験を活かせる仕事、というのが仕事を選ぶ上での軸だったのですが、クランチタイマーがそれにベストマッチしていたんです。
起業や運営にも興味を持っていたので、入社後に教室運営などを経験できるところも魅力的でした。

(下)「自分のやりたいことができる」というところが一番だったと思います。

正社員として入社を希望する決め手となったのは、ある生徒との会話がきっかけでした。

生徒と雑談をしていると、好きなyoutuberの話になり、生徒が「自分もyoutuberになりたい!」と話していました。

僕自身少し動画編集の勉強をしていたので
「youtuberになるのも大変よ〜。動画編集も自分でしないといけないし、楽しいことばかりじゃないよ〜」と答えました。

その中で「動画編集をやってみたい!」という流れになり、そういったイベントができるか相談してみると、会社から承諾をもらえたのですぐに開催しました。

その時の様子がこちらです!

ユーチューバーを体験してみよう!小学生向け動画編集講座

動画編集にかなり苦戦していて、youtuberになるという夢のハードルをあげてしまったかもしれません(笑)

このイベントを通して、子どもたちにはやりたいと思ったことを実際に経験して、自分に必要なことを自分で探して集められるようになって欲しいと感じました。

子どもたちがやりたいと思えることを縛りなく教育することは、学校の教員ではできないことだと思ったので、入社を希望させていただきました。

ー入社してよかったなと思うことはありますか?

(石)年が近いメンバーで厳しい上下関係なく、いい雰囲気で仕事ができるところです。

もちろん売上や利益など、目標の数字はありますが、それを実現するために自分たちで意見を出し合い、達成していくのがとてもやりがいがあり楽しいです。

それと、一番は子どもたちと関わることができるところです。

子どもたちには無限の可能性があります。

大人になる過程でできてしまう固定観念などもないので「怖いものなし!」といった姿勢を見て、日々たくさん刺激をもらっています。

(下)自分のやりたい教育を実現できるというのが一番よかったことだと思いますが、アルバイトの頃にはできなかった経営についても勉強できるところにやりがいを感じます。

教室長になり、お金の流れや広告費など、細かく把握するようになりました。

義務教育の教員とは違う生徒の教育も大事にしながら、事業として存続していくために必要なことなど、たくさんのことを知ることができました。

ー逆に大変だったことはなんですか?

(石)全てが初めてのことで大変でした。

課題にぶち当たる度に、その課題に関係する本を買って学んできました。

何も知らない、できないことが悔しかったのですが、その分とても成長できました。

今でも知らない、できないことだらけなのですが、あの時期を乗り越えたという自信があるので「なんとかなる!」精神でチャレンジできるようになりました。

(下)よく、教員は社会人ではないので世間知らずと聞くのですが、そのことを実感しました。

経営のことやメールの文章など、全く分からなくて大変でした。

その中で失敗やミスがたくさんあったのですが、しっかりフォローしてもらえたのでなんとか続けてこれました。

まだミスや知らないことはありますが、最初に比べて減ってきたのではと思います。

ーアルバイトから社員になって業務に違いはありますか?

(下)アルバイトの時は、授業と週1回のミーティングにのみ参加していたので、授業を良くすることをメインに考えていました。

社員になってからは、教材作成などもするようになり、より良い教育ができるよう考えて実際に行動できるところにやりがいを感じています。

難しかったことは、やはり経営に関することでした。

今まで営業などの経験がなかったので、新しく入会に興味があるお客様への対応に苦手意識や失敗する怖さを少し感じていました。

その時に石田くんが
「大事なお客様なのはそうなんだけど、お客様としてみるだけでなく、子どもたちが成長するために一緒に協力をしてくださる方という風に考えてみたらいいんじゃないかな?」というアドバイスをくれたのを今でも覚えています。

あの一言が、自分の中で大きな前進に繋がったように思います。

ーお互いについてはどんな印象をもっていますか?

(石)下野君はスタプロの中で、一番勉強ができます。

プログラミングをやっていく中で高校数学の考え方が出てくることがあるのですが、下野君しか分からないということが多々あるのでとても助かっています。

パソコンやゲームに関しての知識も豊富で、基本的に下野君に聞けば解決します。

仕事でもプライベートでも、なんでもついてきてくれるので感謝しています!(笑)

(下)スタプロが再スタートする時に入ってきてくれたのが石田くんだったのですが、マネージャーが石田くんではなかったら、社員になっていなかったと思います。

同い年だったのもあるし、とても接しやすくて、今の元気あるスタプロは石田くんから始まったようにも思います!

過去のエピソードが面白いものから衝撃的なものまでたくさんあり、それが石田くんの思う教育や信念に繋がっているのだと思っています。

同い年ながら尊敬できるところがたくさんあります。

1回あったのですが、休みの日にいきなりピンポンを鳴らして遊びに誘ってくる所など、少し熱い男すぎるのでたまに(?)大変ですが、楽しく仕事ができているところには感謝しています。

ーお二人は入社前にプログラミングの知識をどの程度持っていましたか?また、どの程度必要だと思いますか?

(石)僕はプログラミングスクールに通っていたのですが、ほぼ知識0の状態でした!

スタプロに入って学んだ研修の方が、プログラミングの知識がついたと思っています。

今思うとプログラミングの知識より、子どもたちの将来のため、どれだけ必死になれるかの方が重要だと感じています。

(下)僕自身は情報学部にいたので、少し知識はありました。

プログラミングを教えるのはとても難しいように聞こえますが、スタートプログラミングは小学生を対象にしているので、最初は高度な知識はなくても大丈夫です!

少しずつ慣れてもらい、そこからまた勉強を続けてプログラミングを深めてもらえたらと思います!

ープログラミングを子どもたちに教える楽しさや難しさはどんなところですか?

(下)子どもの目線だと内容がイメージしにくいことがあるので、そこをうまく伝えることが難しいです。

例えば、掛け算をまだ習っていない生徒に中学生に教える座標を教えたり、繰り返し文を教えたりすることがとても難しいです。

そういう時は、僕と生徒が好きなゲームで例えると理解してくれることが多いですね。

子ども達の「わかった!」という声はとても嬉しくやりがいを感じます。

ー働いている中で印象的だった出来事はありますか?

(石)中学生の生徒が国家資格であるITパスポートに合格したことです。

この生徒とは毎日勉強レポートを送り合っていたので、合格したと聞いた時には本当に嬉しかったです。

現在、彼は基本情報技術者試験の勉強にチャレンジしているのですが、分からないところがあるから教えて欲しい!と積極的に言ってくれるので、授業以外でもZOOMで教えたりしています。

こういった生徒との思い出がたくさんできていくのでとても楽しいです!

(下)プログラミングの話になるのですが、生徒に関数の説明をした時、とても難しそうな顔をしていてどう説明すればいいのか悩みました。

そこで、いろんな例えを使って説明していたのですが、
「わかった!関数はおにぎり製造機で、引数をごはん、鮭、のりにした時に、戻り値は鮭おにぎりってことですね!」
と返してくれたのが、今でも印象に残っています。

とても子どもらしい理解の仕方で、楽しい授業でした。

スタートプログラミングは生徒が楽しく学び、成長できる場所を目標としているのでそういった子どもとの関わりが好きな方はとても向いていると思います。

この記事を最後まで読んでくださりありがとうございます。
スタートプログラムのメンバーや働き方、楽しい雰囲気が伝わってくる対談でした。
もしプログラミングスクールのメンターにご興味のある方は、ぜひ一度お話してみませんか?




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