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1年生社長が決算を終えて思うこと

法人会社を立ち上げて決算を無事終えたのですが、その1年間について超簡単に書きます。

こんにちは、サラリーマンOBの谷です。

悩んで行動した


法人会社設立は5月、まだサラリーマン現役で定年退職の5か月ほど前のことです。
このまま再雇用で今の会社に勤めるのか、やめて独立するのか?・・・
いろいろ考えて「兼業で行こう」と決断しました。

カミさんには簡単に伝えたのですが「好きにしたら、うち知らんで。借金取りが家に来んようにしてや」

ハイ、もちろんそのつもり。

で、法務局の登録も終わり、娘たちに定款を写真に撮ってLINEで伝えると長女からいきなり「部屋映して!変なツボか何か山積みになってへん?」とLINE電話でした。

まあ、いきなりなので驚くと思いますが、だまされているんじゃないかと疑ったようです。

会社運営が始まる


実際に運営が始まったのは10月頃で、設立して半年ほどは動いていませんでしたが法人運営準備で購入した物品は補助金を申請して、しっかりいただきました。

公庫とメインバンクに創業融資を申請し、融資実行日が9月なので10月から運営を本格的にスタートさせました。

事業内容は物販ビジネスで、輸入も手掛けています。

決算に向けた準備


毎月の仕入れリサーチ、ツール導入、価格交渉、ロット、配送費、関税、消費税、販売手数料や保管料、出荷費用、売り上げ入金など、いろいろな勘定科目に振り分け、貸方借方を会計ソフトに入力していきます。

最初は意味が分からず、一つの勘定科目で貸方と借方を間違えないように入力するのが大変でした。その都度手が止まり、ググりながらなんとか進める状態です。

そして私が最初に導入した会計ソフトを使って覚え始めてから税理士さんとの契約だったのですが、税理士さんが使っている会計ソフトが別のソフトだったので操作や入力方法を覚えなおしです。

ただ会計ソフト使用料は無料だったので、この点は儲けものでした。

ここでアドバイス
税理士が使っている会計ソフトが同じか事前チェックが大切です。

税理士との契約


そんなこんなで1年分を入力していくのですが、都度税理士にチェックしてもらい修正しながら進める形です。
私は顧問契約なのでスポット契約(決算時のみ対応)の場合はちょっと違ってくると思います。なので会社で契約を顧問にするか、スポットにするかを決めていただければと思います。

決算月が近づいてくると会社のビジネス+決算書理で忙しくなりました。
よく決算前は忙しいといわれることを経験できましたね。

自分で入力して理解を深める


あと売掛と買掛、在庫の考え方を理解していないと着地が赤字だったなんてことになるので社長はきちんと理解し、皮算用で銀行さんと話せるようにしておきましょう。

よく聞く税理士へ丸投げは会社規模が大きくなってから必要かもしれませんがスタートアップ企業は勉強もかねてお金の動きを理解する事が大事です。

細かい金額より貸借対照表や損益計算書、キャッシュフローの大まかな金額は把握しておかないとダメですよ。

理由は社長力を高めるためです!

それと実際に会計は実業務以上に面倒で、会社に経理人員を起きたがることがよくわかりました。

新社長にエールを

私は2年生になったばかりのヒヨッコですが、1年生社長を応援したいと思い記事にしました。

ほんのちょっとでもこの記事がお役に立てれば幸いです。

法人口座やビジネスカード利用、実印作り、各種届出、商工会のことなどまだまだあるのですが、今回はこの辺で・・・


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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