頑張らない。そんな選択肢もある。

今、僕はサッカー選手として生きている。

プロではなくて、アマチュアだから
仕事をしてお金を稼いで、
サッカーをしている日々だ。

今の状態を頑張っている。と言えるのか？

おそらくサッカー選手になる前。
学生時代や2年間のサラリーマン時代から
するとあの頃よりは頑張っているだろう。

ただ僕自身は、
頑張っているという感覚はない。
好きなことをするために
好きなことを最大限に楽しむために
やっているに過ぎないから。

でもこれは自分で望んで手に入れた生き方で
本当は頑張らない生き方だってできる。

全力で走る必要もない。
しんどくて、辛い筋トレもやる必要はない。
食事を考えたり、時間を削って身体のケアや
回復のための睡眠に時間を使うこともない。

好きなものを食べて、好きなことして、
お酒を飲んだり、夜更かしして遊んだって
構わない。

頑張らなくたって、
楽しいことはいくらでもあるんだろう。

でも僕は今のこの生き方を選んでいる。

「頑張ってなかった。」
そんなふうに思うあの頃は、
もちろん楽しかったけれど、
何か足りないようなそんな日々だった。

今が自分の人生で
1番最高の生き方をしていると言える。

日々、何かに向かって進んでいく。
おそらく自分にはそんな生き方が合っているんだろう。

今はまだまだ頑張れると思ってる。
ただ頑張れなくなった時、もう十分だと思う時がきたのならその時にもう頑張らない。
そんな選択肢を選んでも良いんだと思う。

頑張ることだけが正解ではない。
人には人それぞれのやり方や考え方があって、
もちろん頑張ってる人が良く見える、
良く思えることのほうが多いけれど、
頑張らないってことにもなんだか魅力を
感じるようになってきた。

僕にもいつか本気で
そう思える日がくるんだろうか。

ただ今言えることは、
僕にとってその時はまだきていない。