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なんでコーチングの魅力を伝えるのは難しいのか

こんにちは。ふくざわ@奄美大島です。

今日は久しぶりに強めの太陽が出ていて風も穏やかなので、護岸にテーブルを持ってきて作業しています。(上の写真)

最近おもったこと。
コーチングの仕事をしていて、その魅力を伝える難しさを感じることがあります。

自分と向き合うとか、理想の自分に出会うとか、普段の生活で目にする他の多くのサービスと比べると、曖昧な表現になりがちです。

なので説明するときに「何言ってるんだろうとか思われないかな」とか、「なんだかうさんくさいと思われちゃうんじゃないか」とか、特にまだ始めたばかりで自信のないコーチほど、弱気になってしまうことがあります。(本当にいいと思っているにもかかわらず。)

そこでこんなふうに考えてみました。

シンプルに言うと、内省から気づきを得て、それにしたがって進んでいき、望む結果にたどり着くことの支援がコーチングです。
(とどまることも一つの選択肢だったり、細かいこと言うといろいろありますが、シンプルにいきます)

内省から始まって自分の意思で決めていくので、モチベーションは高まりやすいし、身になりやすいというメリットがあります。

実際に体験した人の感想を聞くと、「心がスッキリした」「気持ちが軽くなった」「考えが整理された」という自身の内面の変化を語る人もいれば、「転職ができた」「仕事の成果があがった」「人間関係が改善した」という外面の変化を語る人もいます。

ポイントは、「内省→気づき→行動→結果」という過程でつながっているということ。

そして、人によって、どこで起こったことのインパクトが大きかったのかが違うということ。

ここでマーケティングの観点に戻ると、これからコーチングを受けようとする人も、上の過程のどこを求めているかというと、結果に対する期待がメインなんじゃないかと思います。(ドリルではなく穴がほしい)

だから、結果への近道の方が受け入れやすい。

例えば、開業したての個人事業主が集客したい(=求める結果)というケースなら、ブランディングのコンサルしますよ、とかサイト制作手伝います、という話の方が、必要だと認識しやすい。

このサービスを使えばこうなります!このノウハウに従えばこんな結果が得られます!とダイレクトに伝わるものと比べると、先ほどのコーチング体験の感想は、自分ごととして理解しにくい感じがします。

コーチングは内省から取り組むもの。
ゆえに、その過程次第で結果は変わります。
その結果はコーチングを受ける人が望むものだから、その人にとっては全く問題ないものですが、構造的に「結果にコミット」と言えません。

このように「結果にコミット」と言えないから、結果にコミットと言い切っているサービスがたくさん存在するこの世の中において、理解が難しいものになっているのかもしれない、と思いました。

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