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教師が手作りアクセサリーを売るようになった話 in New Zealand

じぶんが興味のあることや、人よりうまくできるようなことを活かして、収入になったらいいなと思っています。

まずは空いている時間をうまく使ってちょっとずつ始めてみる。
誰かに指示されるわけでもなく、普段の生活を大事にしながら、自分のペースで。
新しい可能性を広げていって、その先に自分らしい生き方みたいなものが見つけられたら最高だろうなぁと。

ただ、やりたいことをやりたいようにやっているだけではなかなか難しくて、収入につなげるためには市場価値や経済合理性も無視できません。

そこで、いろいろな事例からヒントや刺激がもらえればと思い、海外の様々なスモールビジネスを見てみることにしました。

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今回は、ニュージーランドの手作りアクセサリー屋さんの事例です。

参照したのは、サイドハッスルの事例をたくさん紹介しているこちらのサイト。
※サイドハッスルとは、ただ稼ぐための副業ではなく、本業をやめずに楽しむためにやる副業という意味で使われている言葉。

SIDE HUSTLE SCHOOL 062-GOLD PAN PETE
https://sidehustleschool.com/episode/62/

ざっくりストーリー

手作りアクセサリー販売をやっているAlexさん。
はじめはロンドンで小学校の先生をしていました。

ガールフレンドとの婚約を経て、ニュージーランドにある彼女の実家に行ったときのことです。
実家のある街は、過去に金採掘で栄えた場所だったようで、いまでも少量の金をとることができました。
Alexさんはその旅行中に、自分で採った金で結婚指輪を作ることを思いつきます。
採掘した少量の金をロンドンへ持ち帰り、ジュエリーを作っている友人に作り方を相談。
ちょうど教師の仕事以外にも目を向けたいと思っていたAlexさんは、話を聞いているうちに自作アクセサリーのおもしろさにどんどん惹かれていきました。
その友人がジュエリー制作のワークショップを開催していると知ったAlexさんは、1年半かけてジュエリー制作を学びました。

手掛けたアクセサリーは、副業として自作のネットショップで販売をはじめていきます。
そしてアクセサリー販売が軌道に乗りはじめると、フルタイムから非常勤へと、徐々に教員勤務に当てる時間を減らしていったそうです。

ビジネスモデル図解

図解してみます。

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作ったアクセサリーはネットで販売しています。
最初はハンドメイドを扱うネット上のマーケットプレイスであるEtsyに出品することからスタート。
その後、Shopifyで立ち上げたネットショップによって、アクセサリーを世界中に販売しています。

また、ネットだけではなくて、週末に開かれる地域のマーケットにも出店しています。

インスタFacebookでも積極的に発信していて、そこでは商品情報だけではなく、Alexさんの人となりが伝わる発信をすることでファンとつながっている様子が見えます。

ユニークなところ

アクセサリーづくり、やってみたら楽しかったのかな。
ご自身の感性や得意なことと合っていたんでしょうね。
こういうのって、やってみないと気づかないものですよね。

こちらのインタビューでは、「アクセサリーの仕事を始めてから祖母から聞いた話なんだけど、その昔セントルイスでジュエリーショップを営んでいた家系だったみたいだ」と語っています。

このように自分の中で意味付けがなされると、モチベーションがより強くなったりもしますね。

そして、ニュージーランドのクイーンズタウンに居を構えているため、週末に開かれるメジャーなサタデーマーケットに出店しています。

この観光地にいるという強みを活かして新規顧客とリアルで出会い、ネットショップでリピートという循環につなげているところが、素敵ですね。
毎週、新しい顧客に出会える機会があり、そこで商品やAlexさんのお店を気に入った観光客は帰った後にもオンラインで購入し、その人がまた知り合いに紹介するという流れ。

この新規とリピートのバランスをうまく掴むということ、そして購入者の反応を見ながら商品やショップを改善していくということが、とても重要な点だと思います。

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さて、今回はニュージーランドの教師の方の事例でした。
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