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カッコよき哉、高架鉄道 シカゴ・L

シカゴ・L(Chicago 'L')とはシカゴのダウンタウンを走る高架鉄道である。'L'は「elevated」つまり「高架」の略。


今回シカゴには一週間滞在していたが、毎日ダウンタウンを散策していて、高架の気になる光景が見に入る度に飽きもせず写真を撮っていた。


中心部はループと呼ばれ、一周約3kmの環状になっている。


環状と言っても円形ではなく四角形。なので列車はほぼ直角のコーナーを曲がる時には車輪とレールが擦り合い、キーキーうるさい音を立てて通り過ぎる。


駅もまたレトロ。


欧米の近郊鉄道には改札がないところもあるが(検札で対応)、シカゴ・Lにはちゃんと自動改札がある。ちなみに料金は1回の乗車で2.5$、1日券で5$だ。(2024年6月現在)


夜の姿もまた美しい。


シカゴ・Lは数々の映画にも登場している。
「スティング」「ブルース・ブラザース」「フェリスはある朝突然に」「逃亡者」「Shall We Dance ?」…。挙げたらキリがない。


「スパイダーマン2」は舞台はニューヨークだが、高架鉄道のシーンはシカゴで撮影されている。


街中を歩いていると、映画の世界に入り込んだ気がする。


現在のアメリカにおいて、都市部の真ん中を高架が走るのはシカゴだけである。



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