カンブリア宮殿〜ニトリ〜③ 顧客目線を如何に体現するか
前回の続き。
今回で最終章です。
こんな顧客視点を優先し、事業拡大してきた似鳥会長が、
「何のために事業拡張を続けていくのか?」
について言及していました。
胸を張って自分の仕事に打ち込んで欲しい
見ていて驚きだったのは、似鳥会長自身が”発達障害”を抱えていたとのこと。(しかも、気づいたのはつい3年頃とのこと)一つのことが集中してできない、机が汚いなど。
人よりできない自分を卑下していた時期もあったそう。
そんな中でも、周りの多くの人に助けられ成長してきたのだそう。
過去の経緯があり、
「会社で働きたい、働いてよかったと言われる環境を必ず作る!」
と事業拡大しているもだそう。
最近の島忠買収も「家の中に強いニトリ、家の外に強い島忠さんと組めればより社員もお客さんにも喜んでもらえる、自信がある」との思いで踏み切ったとのこと。
後身の育成について
社内はもちろん、社外でもその活動の域は広い。
発達障害の児童に向けて、資金だけでなく、講演会やフィールドワークなどを行う活動に支援をされています。
「何か駄目だったとしても、自分の良さはある。何か興味のあることを見つけて思いっきり没頭して下さい。見ている人は見ている!」
最後に
似鳥会長は自分と同じ境遇の子供達に次の光を与えようとしているステージにいる。
人は誰しも得意な分野、不得意な分野があるが、それは自分一人では判断できない。継続して、継続して、その先にようやく見えてくるものなのかもしれない。
マズローの5段階欲求と言うのがあるが、人は自分が十分になって初めて周りの人を豊かに、幸せにしたいと思うもの。
経営者としてそのステージに行きたいと思うし、そのステージに行くためにも今は実力をつける時だ。
終わり
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