シミズヒロアキ@起業家×経営コンサル

起業家|経営コンサルタント|経営学修士(MBA)|起業した葬儀会社を2020年にexi…

シミズヒロアキ@起業家×経営コンサル

起業家|経営コンサルタント|経営学修士(MBA)|起業した葬儀会社を2020年にexit|「F.I.R.E. 」実現|国内外を旅しながら業界向けの情報発信|オンラインサロン「プレアカ」主宰|https://linktr.ee/h.shimizu

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

はじめまして。自己紹介です。

シミズヒロアキ@起業家×経営コンサルタントです。 起業した葬儀会社を2020年にexitし「F.I.R.E. 」を実現。 国内外を旅しながら情報発信をしています。 こんな内容のお話です。 ✔︎国内外の葬儀業に関する話題 ✔︎経営学に関する話題 ✔︎旅行に関する話題 ✔︎ワインに関する話題 プロフィール 横浜市出身。 代々葬儀社を営む家系に生まれる。 自身で起業した葬儀社を0から20億円の売上まで成長させる。 その間、直葬のブランド化、同ブランドの全国展開。手元供養品の

    • Burger Joint(バーガージョイント)

      旅行先での記録です。 2023年2月8日 ニューヨークの「Burger Joint」は、隠れた宝石としてよく知られているハンバーガーレストランだそうです。マンハッタンのミッドタウンにあるラグジュアリーな高級ホテル「Le Parker Meridien」(ル・パーカー・メリディアン)の1階のフロント奥にあります。 入口はカーテンで隠されており、ぱっと見ではハンバーガー屋さんがあるとは気がつきません。(実際にわからなくて掃除をしているスタッフの方に聞いてなんとかお店に辿り着き

      • スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ カスク23 2018

        長女の司法試験合格祝いという事で「スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ カスク23 2018」を開けてみました! 1973年「パリ・テイスティング」で有名なシャトー・オー・ブリオンやシャトー・ムートン・ロスチャイルドを打ち負かし、第1位になるという伝説のワイナリーですね。 何もいうことがないくらい美味しいワインでした。 ☆以下、スタッグス・リープ・ワイン・セラーズの説明です。 スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ(Stag's Leap Wine Cellars)は、アメリ

        • クロ サン ドニ グラン クリュ キュヴェ デュ ムリジエ 2017

          50歳の節目の誕生日ということで、家族でお祝いするのに、良いワインを飲もうということで「クロ サン ドニ グラン クリュ キュヴェ デュ ムリジエ 2017」を開けてみました。 ちなみにキュヴェ名である「ムリジエ」は”桜の木”という意味だそうです。お祝いにピッタリですね。 味は豊かな果実味がありエレガントだなー。という口当りを感じます。タンニンが感じられる一方で、滑らかさが酸味のバランスを取っています。(たぶん)絹のような口当たりとはこのことですね。 熟成させた方がより良いと

        • 固定された記事

        はじめまして。自己紹介です。

        マガジン

        • 旅行記
          1本
        • お葬式の経営学
          24本
        • ワイン《備忘録》
          3本
        • 海外の葬儀事情
          10本

        記事

          「競争と段階的な変化に関する研究〜立地型サービス産業の競争ステージ論〜」葬儀業に関係する先行研究#7

          あまり知られていないお葬式の業界について経営学の視点からお伝えしています。葬儀業に関係する研究をいくつか紹介します。 立地型サービス産業の競争ステージ論  永井2014は、「店舗や施設を構えてそこに顧客を吸引する業態はすべからく立地型サービス産業といえる」としている。また、永井2014は、「多店舗展開の時期によって競争ステージ(次元)が異なり、それによって店舗のコンセプトそのものから競争上の強みまでが異なることこそ大問題であろう」として、多店舗展開の時期によって競争のステ

          「競争と段階的な変化に関する研究〜立地型サービス産業の競争ステージ論〜」葬儀業に関係する先行研究#7

          「競争と段階的な変化に関する研究〜競争地位戦略〜」葬儀業に関係する先行研究#6

          あまり知られていないお葬式の業界について経営学の視点からお伝えしています。葬儀業に関係する研究をいくつか紹介します。 競争地位戦略  競争地位戦略とは、フィリップ・コトラー[1980年]([1])が提唱した競争戦略のための理論である。企業を量的経営資源と質的経営資源の二軸を使用してリーダー・チャレンジャー・ニッチャー・フォロワーという4つにカテゴリーに分類し、それぞれのポジショニングに応じた経営戦略を提示している。 リーダーとは、質的にも量的にも経営資源が豊富で、業界内

          「競争と段階的な変化に関する研究〜競争地位戦略〜」葬儀業に関係する先行研究#6

          「競争と段階的な変化に関する研究〜イノベーションのジレンマ〜」葬儀業に関係する先行研究#5

          あまり知られていないお葬式の業界について経営学の視点からお伝えしています。葬儀業に関係する研究をいくつか紹介します。 イノベーションのジレンマ  イノベーションのジレンマとは、クレイトン・クリステンセン[2001]([1])が提唱した、業界内でも上位の優良企業が、高品質の製品・サービスを提供することで、新規参入企業などが起こす破壊的イノベーションによって市場を奪われる、という考えである。  優良企業は、顧客のニーズを綿密に調査し、製品・サービスの開発・改良を常に続けてい

          「競争と段階的な変化に関する研究〜イノベーションのジレンマ〜」葬儀業に関係する先行研究#5

          「競争と段階的な変化に関する研究〜3つの基本戦略〜」葬儀業に関係する先行研究#4

          あまり知られていないお葬式の業界について経営学の視点からお伝えしています。葬儀業に関係する研究をいくつか紹介します。 3つの基本戦略  マイケル・ポーター1995によると、個別の企業や事業が、属する業界の中でどのようなポジションをとり、置かれた状況においてどのような戦い方をするのか、という望ましい戦略の方向性であり、具体的には「コストリーダーシップ戦略」「差別化戦略」「集中戦略」の3つに集約される。  これらの戦略は、2つの軸によって分類される。軸の1つはターゲットの幅で

          「競争と段階的な変化に関する研究〜3つの基本戦略〜」葬儀業に関係する先行研究#4

          「認知と決定プロセス〜購買行動モデルの変化〜」葬儀業に関係する先行研究#3

          あまり知られていないお葬式の業界について経営学の視点からお伝えしています。葬儀業に関係する研究をいくつか紹介します。 購買行動モデルの変化に関する研究  従来のマーケティングにおける消費行動の連鎖については、AIDMAモデルがあるが、インターネットの普及により、AISASモデルに変わったとされている。また、高齢者の行動モデルとして新たにACIDMA(斎藤.2014)がある。それぞれの説明は以下の通りである。 ①AIDMA  認知から決定に至るプロセスに関して「AIDMA

          「認知と決定プロセス〜購買行動モデルの変化〜」葬儀業に関係する先行研究#3

          「認知と決定プロセス〜クチコミの影響〜」葬儀業に関係する先行研究#2

          あまり知られていないお葬式の業界について経営学の視点からお伝えしています。葬儀業に関係する研究をいくつか紹介します。 クチコミの影響に関する研究  同論文で、清水、寺本、斎藤、井上[2014]は、クチコミの役割について、以下の通り述べている。「まず消費者の口コミが消費者の意思決定に影響することは、インターネット登場以前からも多くの研究で証明されていた。インターネット登場前の調査からは、購買時に豊富な商品知識が必要で、かつ失敗した際のリスクの大きい耐久消費財や、実際に利用し

          「認知と決定プロセス〜クチコミの影響〜」葬儀業に関係する先行研究#2

          葬儀業に関係する先行研究「認知と決定プロセス」葬儀業に関係する先行研究#1

          あまり知られていないお葬式の業界について経営学の視点からお伝えしています。葬儀業に関係する研究をいくつか紹介します。 認知経路と決定プロセスに関する研究  既存のメディアとインターネットについて、清水、寺本、斎藤、井上[2014]は、「研究広報誌『AD・STUDIES Spesial Issue』([1])」の「第3章 2020年の消費者 循環型マーケティンングへの転換」の中で、「20世紀に入ってからの、消費者とコミュニケーションに関するもっとも大きな変化は、インターネッ

          葬儀業に関係する先行研究「認知と決定プロセス」葬儀業に関係する先行研究#1

          オーヴァチャーOVERTURE

          ナパ・ヴァレー オーパス・ワンのセカンドワイン。オーパス・ワンは「作品番号1番」の意味。オーヴァチャーは「序曲」。マルチヴィンテージ(複数のヴィンテージをブレンド)で造られる。1993年から。 特徴 重い/軽い 渋い/なめらか 辛口/甘口 酸味強い/酸味弱い 品種 🍷カベルネ・ソーヴィニヨン 🍷プティ・ヴェルド 🍷メルロ 🍷カベルネ・フラン 🍷マルベック 個人的な評価 ・とにかく香りが良い。すごくひろがる。 ・いつ飲んでも美味しいワイン 関連するワイン オー

          バリ島葬儀事情#03

          世界のお葬式に関する話題をお伝えしています。 ※2012年にバリ島の葬儀を視察した際の内容を業界誌で「特集して頂いた内容の抜粋となります。記載されている数値は当時のものになります。 運命のガベン バリ島の葬送では、火葬をして初めて死者の魂が安息を得ると考えられています。 火葬儀礼のことを、スードラ階層では「ガベン(ngaben)」、 トリワンサ階層(プダンダ、クシャトリア、ウエシャ)では「プレボン(plebon)」と 呼びます。 つまり「ガベンが見れる」という事は火葬式が

          バリ島葬儀事情#02

          世界のお葬式に関する話題をお伝えしています。 ※2012年にバリ島の葬儀を視察した際の内容を業界誌で「特集して頂いた内容の抜粋となります。記載されている数値は当時のものになります。 モンキーフォレスト 商社の方に紹介して頂いたバリの宗教に詳しいT氏とウブドのモンキーフォレストで待ち合わせです。 モンキーフォレストとは、野生猿の自然保護区になっています。ウブドの中心部モンキーフォレスト通りの南の突き当たりにあり、約200頭の猿が生息しています。森の奥にはシヴァ神を祭る寺院プラ

          バリ島葬儀事情#01

          世界のお葬式に関する話題をお伝えしています。 ※2012年にバリ島の葬儀を視察した際の内容を業界誌で「特集して頂いた内容の抜粋となります。記載されている数値は当時のものになります。 パリのつぎは、バリへ 昨年、フランスの葬儀事情を学びにパリへ行きました。カトリック教徒が大半を占める国で土葬ではなく火葬が急激に増えているという事実。つまり宗教離れ、また葬送に対して合意性を求める結果、葬儀自体が簡略化される傾向の裏にはいったいどのような意識の変化があるのかを学び、同じ先進国であ

          フランス葬儀事情#07

          世界のお葬式に関する話題をお伝えしています。 ※2011年にフランスの葬儀業界を視察した際の内容を業界誌で「フランス葬儀業界探訪記」として特集して頂いた内容の抜粋となります。記載されている数値は当時のものになります。 レビヨン社訪問 火葬場&霊園 レビヨン社はパリで二番手という大手の葬儀社です。 ペーラルシェーズというパリ市内でも有名な墓地で待ち合わせて、すぐ近くの店舗へ案内してもらいます。 レビヨン社は元々墓石販売が母体の会社です。ペーラルシェーズ墓地の中にも管理してい