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物事を多面的に捉える力を息子に身に付けて欲しい。例えば農薬、食品添加物~サイエンスコミュニケーション~

そう考えたきっかけ

と、いきなりの問いかけですが、皆様どうお考えでしょうか?

様々な考え方があるとは思いますが、僕個人としては。
「どちらとも言い切れない。重要なのは使い方と使う量」
と、今は考えております。

今は、と書いたのは理由があり、僕も大学に入って農薬について学ぶ前は一方的に「危険」と考えておりました。

ここで簡単に自己紹介です。
・滋賀県彦根市出身
・埼玉県所沢市在住
・妻、7歳5歳の男児の4人家族

上に書いたとおり、学生時代は農学部に所属していたのですが、
なぜかというと、
「農薬の研究者になりたかったから」です。
それはなぜか、、、
これは僕の原体験が元になっております。

詳細は少し長くなるので、もしご興味があればこちら

をお読みいただければと思いますが、ざっくりまとめると、
農薬って危険
⇒「安全な農薬を作りたい!」と思い農学部に進学
⇒農薬ってそんなに危険じゃないことを知ってショックを受ける
⇒農薬の安全性を広めていきたい!と考える。
⇒学んでいく中で、農薬だけではなく例えば「食品添加物」でも同じことだな。と感じる。
⇒物事を一面的ではなく、多面的に捉えられるような情報を発信する役割を担いたい!

との想いから今に至ります。

前提として「農薬は安全!」「食品添加物は安全!」と叫びたい訳では全くありません。
もちろん、使い方にや量によっては危険なものになり得ます(何事にも言える事ですが

僕の原体験は「農薬」に関してでしたが、表面上の情報で動いているような事って他にもあると思っています。例えば

・東日本大震災の放射線
・コロナ禍におけるウイルス

正しく理解していれば、そこまで怖がらなくてもいいことも、恐怖心を煽るような表面的な情報(報道)に振り回され、必要以上の行動を取っていた人もいたのではないでしょうか。
正解は無いので、何が正しいかは誰にも分かりませんが、大切なのは「得た情報を租借し、自分が納得できる行動を取る事」だと僕は考えています。

莫大な情報に簡単に触れられるようになった今、得られる情報の取捨選択がとても重要で、正しい選択する為の「本質的な情報」を世の中に発信していきたい、科学をもっと身近に感じられるようなコトを僕はやっていきたいと思っております。

誰に向けて「本質的な情報」を発信して伝えていくのか

そんな風に思って大学卒業後約20年間を過ごして来たのですが、じゃあ具体的にどんなことをしてきたのか。
と言われると「特に何もやってこなかった」というのが答えです。

本を読んだり

こういったサイトを覗きに行ってメルマガの登録をしてみたり

という事はやってきましたが、自分以外の外への発信という意味では何もやって来ませんでした。

それはなぜかというと「広く世の中に伝えていきたい」という対象が広すぎ(漠然としてい)て何を使ってどう伝えていくのがいいのか全くイメージが付いていなかったからです。そして正直なところ、今でもイメージは付いておりません。
(noteとかTwitterでの発信はちょっとずつやっていこうかなと思っています)

「本質的な情報」が伝わったとして、受け取った人にどうなってもらいたい?

そんなときに
「本質的な情報」が伝わったとして、受け取った人にどうなってもらいたいの?
というフィードバックをいただく事がありました。

どうなってもらいたいか、、、
・視野が広がって欲しい
・豊かになって欲しい
・選択の幅が広がって欲しい などなど

それってどうなったらその状態になったって分かるの?

うーん、分からないですね。。。

仮に、自分が発した情報を受け取った人が豊かになってくれたとして、言い方はあれだけど、その見返り的なものは一切いらないの?君は仏なの?

そういう訳では。。。

広く世の中に発信していくってことは、顔の見えない人に対して発信していくんだよね?しかも変わったかどうかも分からないし、見返りもない。
それで満足するならそれでいいと思うけど。

いや、それは嫌ですね。。。
と悶々としていた時に次の言葉を頂きました。

お子さんにはどうやって伝えているんですか?

この質問をもらったとき、一気に頭の中が整理されました。
言われるまでなんで気付かなかったんだろうと思いましたが、広い対象ばかりを気にしていて、自分の一番近くて大切な存在の人(家族、子供)の事を全然考えられていませんでした。

自分の子供に楽しく情報や知識を伝えられるツールを作りたい。

我が家の子供は7歳と5歳です。
いきなり、農薬や食品添加物とは~みたいな話をしても、まだ理解するのは難しいと思うので、身近にある、見方を変えると違った側面が見えてくる小ネタのような情報が多くなってくると思いますが、そういったネタを集めたアプリのようなプロダクトの制作を進めております。

例えばこんな情報

目に入ってくる色(波長)は、対象となっている物質にとって不要で反射している色(波長)というのはとても面白いですよね。


子供は飽きやすく、ただネタを集めるだけではすぐに使わなくなることが目に見えているので、子供が自発的に使ったり、日常の生活の中に溶け込ませられるような仕組みを色々と考えております。

このプロダクトは近日、キャンプファイアーでクラウドファウンディングを実施する予定なので、ご賛同いただける方がいらっしゃればご支援いただけますと幸いです。(まだページは公開されておりません)



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