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『宇宙は何でできているのか 素粒子物理学で解く宇宙の謎』

『読書する人だけがたどり着ける場所』にて、齋藤孝先生が紹介していた本です。

宇宙関係は興味があっても難しいので、一から学ぼうとは思いません。

なので、アウトプットのことは一旦忘れて、ただただインプットを楽しもうと思って読みました。

…で、結局アウトプットしているのですが💦
みなさんにも楽しくインプットしてもらえるとうれしいです


一緒に学びましょう!💪


アウトプット前提じゃなくてもイイ

普段は、アウトプット前提で学んでいます。が、正直疲れます(笑)

なので、たまには気楽にインプットだけをただただ楽しむのもいいかなぁと思って本書を手に取りました。

私が、「へー」「ふーん」「そーなんだ!」と思った部分(ほとんどだけど!)の一部を紹介します。

楽しんでいってください😊


宇宙研究の最前線

本書は、宇宙研究の最前線で働く研究者=著者による宇宙入門書です。

宇宙は、どうやってはじまったのか?

宇宙は、これからどうなるのか?

読者に興味をもってもらうようにやさしく書いてあるのですが、とはいえ専門用語もバンバン出てくるのでだんだん難しくなります(笑)

あと、本書の出版時期が2010年と少し古いので、情報も古い可能性が十分あります。

私もすべては追加調査等しておりませんので、その点はご了承ください。


ハッブル宇宙望遠鏡は地球にない

「ハッブル宇宙望遠鏡」という単語は知っていたのですが、私、てっきり地球上にあるのだと思ってました💦

そうではなく、地球の上空600kmを周回している望遠鏡なのですね。地球の空気中のゴミなんかを間に挟んでいないからキレイに撮影できる。へー。


地下にいても撮影可能

逆に、障害物がある地下から宇宙を撮影することもできちゃいます。

岐阜県の地下1,000mにあるスーパーカミオカンデから、ニュートリノをつかって太陽を撮影したんですね。

次はハイパーカミオカンデをつくるらしいです


8.3分前の光

光は1秒で約30万km進んで、超速いのはみなさんご存知ですよね。

とはいえ、宇宙規模だと遠いものは、その光でさえ届くのに時間を要します。「○○万光年」(光の速さで○○万年)とか言いますよね。

太陽も「8.3光分」離れているので、太陽の光も8.3分前の光を浴びているのですね。改めて知ると、「おー、そうだったのか!」と感じます。


太陽はダイエット中

太陽のエネルギーは無限ではありません。
なんと毎秒、50億kgも軽くなっているそうなのです。

それでも、まだ50億年くらいダイエットを続けるそうです(笑)


私たちは星くずでできている

ロマンチックな話ではありません(笑)

本来、ひとつの星だけですべての元素はできないんだそうです。

だから、身近な銅、銀、金、鉛などがどうやってできたのか、まだよくわかっていないのだとか。

つまり、「私たちの体は、超新星爆発による星くずでできている」という話なんですね✨


時空は10次元まである

3次元とか4次元とかは聞いたことがあるでしょうが、時空は10次元まであるそうな。

ネットで調べると11次元というのも出てきますね。

ちなみに、5次元以上の空間で運動している粒子は、私たちには止まって見えるそうですよ。だんだん意味がわからなくなってきました(笑)


すべての物質には「反物質」が存在する

反物質というのは、反粒子でできているものです。

反水、反空気、反地球、反アイスクリームまで、理論上は存在するそうです。理論上とか言われても、ちょっと意味不明ですよね(笑)

ちなみに、「反水素は実現できている」のです。びっくりですね。

あと、スター・トレックのエンタープライズ号の燃料は反物質という設定らしいです。

高校生のころ、『新スター・トレック』をよく見ていたのですが、そんな設定があったとはまったく記憶にありませんでした(笑)


ワクワクキーワード

ニュートリノ、ブラックホール、暗黒物質、暗黒エネルギー、グラビトン、ひも理論、大統一理論・・・

本書を開けば、あなたのワクワクキーワードが見つかるかもしれません。

ところで、宇宙研究の世界では、

「わからないことがある」のがわかることは、「成果」

だと言います。

ですがこれ、宇宙研究ではなくても同じですよね。知らなかったことを学び、楽しく豊かに成長していきたいものです。


宇宙の終わりは?

宇宙の終わりはまだ見えていないようで、「何でもアリ」の状況らしいです。

宇宙が広がり続けているのは、ご存知かと思いますが、その広がる速度が無限になって宇宙が割けてしまうビッグリップという仮説があります。

逆に宇宙が収縮するビッグクランチという仮説もあります。私たちが生きていない先の先の話とはいえ、なんだか怖いですね。


宇宙って「ひとつ」なの?

本書を読んでいると、自然とそんな疑問がわいてきます
が、本書では宇宙の数には触れていません。

しょうがないのでググると、一冊の本が出てきます。

「おー、まさにコレだよ」。

『宇宙は本当にひとつなのか 最新宇宙論入門』

あれ?
著者・・・本書と同じ・・・だね。

どうみてもワナです。本当にありがとうございました。

興味はあるけど深みにハマりそうなので、今回は買わないことにしました(笑)


まとめ

『読書する人だけがたどり着ける場所』で紹介されていた本書ですが、危うく(?)深みにハマるところでした(笑)。仕掛けがウマいよ。

ご存知のことも多かったかもしれませんが、宇宙について興味がわいていただけたらうれしいです。

今回は、ただただインプットを楽しもうと思って読みました。が、なんだかんだ結局アウトプットしちゃうんですね。みなさんにも楽しんでほしいと。

これも アウトプット士のサガか‥‥


本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋


たよろよろ図書館DATABASEさんの記事で紹介いただきました✨
ありがとうございます😊

読書期間 2024/07/25-2024/07/31
初版発行 2010/09/30

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高橋ひろあき | 学びのアウトプット士
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