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『あなたを疲れから救う 休養学』

疲労とは、人体の発する「⚠️警告⚠️」

休まないと危ないのです。

「休み方」を20年考え続けた専門家である著者は、「休むことが軽視されている」と警鐘を鳴らします。

いまこそ休養を学び、攻めの休養をしていく必要があります。


一緒に学びましょう!💪


日本人は疲れている

意外かもしれませんが、日本の労働時間は、世界平均と比べて少ないのです。日本が1,607時間なのに対して、世界は1,752時間です。

一方で、日本人の睡眠時間は短く、時間が増えたら「休息・睡眠」をしたいという人が多い・・・

なんだか矛盾していませんか?

日本は、「疲れているのが当たり前の社会」になってしまっています。
とてもマズイことになっている。そのことにまず気がついてほしいのです。

「疲れたらパフォーマンスは落ちる」。当たり前のようですが、これがしっかり認識されていないのかもしれません。

みなさん実感があると思いますが、日々疲れがたまっていったら、休み前のパフォーマンスが低いのは当然のことなのです。


時代は変わった。では、休み方は?

昔は、肉体労働が多かったのですが、
今は、デスクワークが多いですよね。

時代とともに疲労の種類も変わっているのです。

とすると、本来なら「休み方も変えなければいけない」のですが、そういう意識は世の中にないように見えます。

ちなみに、

「疲れ方は人それぞれ」です。「あの人ががんばれているのだから、私もがんばれる」という考え方はキケンです。


なぜ疲れをためてしまうのか?

<疲れをためる理由①> もともとそういうタイプだから

本書の中で、「疲れの4タイプ」というものが紹介されています。
詳細は本書で学んでいただくとして…

日本人には、この中の「がんばりすぎタイプ」が多いのです。

イメージ的には「そうだろうなぁ」という感じですよね。私は普段ダラっとしていますが、状況によってはこのタイプになることもあります。

あと、がんばりすぎちゃっているのに、仕事帰りの遅い時間にジムに行くのは完全にNGです。行くなら朝がよいそうですよ。

休養を学び、少しずつ「バランス良好タイプ」に移行しましょう。


<疲れをためる理由②> 疲れはマスキング(無視・軽視)できるから

すごく悪い言い方をしてしまうと、日本人って「見て見ぬふりがうまい」ですよね。疲れに対しても同じです。

代表的なのが、みなさんご愛飲の

コーヒー や エナジードリンク

です。つまりカフェインですね。

私もコーヒー好きなので、飲んじゃダメとは言えません!
ですが、「疲れを隠しているだけなんだ」ってことはご理解ください。


休養だけじゃ100%まで充電できない

・疲労の種類が変わった
・睡眠不足
・がんばりすぎ
・疲れのマスキング(無視・軽視)

そんなこんながあって、単純に休養しているだけじゃあ、回復できなくなっているのです。

こんなことでは、パフォーマンスが落ちるだけですし、回復しきれない状態がつづくと病気にもなってしまいます。

じゃあどうすればいいの? というときの本書の提案が、

活力を加える

ということです。

どんなことで活力を得られるのか?
という部分は、本書で休養の7タイプとして紹介があります。

例えば、ペットとふれあうことも休養ですし、本を読んだり、習いごとだって休養なのです。活力のないゴロゴロ生活では100%充電はできません。

いろんな休養を試行錯誤で組み合わせ、自分なりの休養を見つけることが大事です。

最終的には、自分のストレス解消のコーピングリスト(休養リスト)をつくっておくことが本書でおすすめされています。


ちょっとショッキングなのは、糖は体にとってストレスであり、スイーツでは疲れは取れないという話です。

ただ、活力という意味ではスイーツだってありだと私は思います。(だって、甘いものがスキだから!)

そうそう。「活力」といえば、maimaiさんがシニア向けの活力レシピを紹介されていますよ。シニアでなくても参考になります。


疲れる前に休む

昭和人間の私は、なんだか大正漢方胃腸薬の「食べる前に、のむ!」という昔のTVCMを思い出してしまいますが…

「疲れ」と「休養」の関係性について、意識を変えてほしいという本書の提案がありました。

この考え方があれば、「来週は○○の大変な仕事があるから、ちゃんと休んでおこう!」と前もってしっかり休養できますよね。

ほかに、できる人は限られるかもしれませんが、繁忙期の前に長期休暇をとる、なんて話もありました。

私の会社も、有休をとるタイミングを計画させる取り組みがあるのですが、形だけでまったく計画どおり休んでいません。反省ですね。


身近なところだと、パワーナップと呼ばれる15~20分の短い昼寝があります。

私は10年ほど前の35歳くらいからやるようになりました。正直、これやってないと午後の仕事は無理です(笑)

あと、朝の疲労感をレコーディング(メモ)するのは、自分の疲労を把握するのに役立つと紹介がありました。これ、すごくいいと思います。


まとめ

私の場合、週末は資格学習や読書、そしてこのnoteの編集など、いろいろ取り組んでいるのですが、すべて活力になっていると思いました。

「なんだ、結構休んでんじゃん」

と、本書を読んで感じたのが正直な感想です(笑)。仕事もほどほどにしているので、どちらかというと「がんばりすぎタイプ」ではないはずです。

「休養」を学び、試行錯誤をする必要があります
本書でぜひ「疲れているのが当たり前」から抜け出しましょう!


本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋


nobu_gotoさんにご紹介いただきました。ありがとうございます😊

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読書期間 2024/07/11-2024/07/14
初版発行 2024/03/12

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<この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?>


最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 楽しく、読みやすいnoteになるように今後もがんばっていきます。