ただ聞きたいだけなのに エッセイ#03
よく疑問を持つことが多くて、それを友人に聞く。
最近はこれを友人2人とグループ通話してるときに聞いた。
「介護の大部分はロボットで代用できないの?」
話をわかりやすくするために、2人の友人をそれぞれ友人A、友人Bとおく。どちらも大学生で、友人A→福祉・心理が専門。友人Bは農業が専門である。
さっきの疑問を友人Aに聞いてみた。そうすると、それは少なくとも今の段階では無理で、むしろ「ひと 対 ひと」が重要らしい。
その話を聞いていた友人Bはこういった。
友人B「論破されてんじゃん」
そう言われた瞬間、ちょっと違和感を覚えた。その違和感の正体はたぶんこれだ
ぼくは論破したいわけじゃなくて、単純に気になるから聞いているだけ。議論がしたいだけ。なのに、友人Bはどちらが正しいかという視点しかない。
少しばかり悲しかった。
だけど思い返すと、そういうことはよくあった。なぜだろう。
どっちが正義でどっちが悪かを決めたいわけではない。何が正しくて、何が間違っているかを判断したいわけでもない。
ただ聞きたいだけなのに
自分の理解の外側にいくのが怖いのだろうか。むしろ外側に行かないと成長は望めないとは思ってしまうが、これはぼくの価値観でしかなく、万人共通の物ではない
価値観の押しつけは不毛で醜いので、ここらへんで終わりにしよう。
P.S
読んで頂きありがとうございました。共感してくれる方も、そうでない方もいると思います。どっちが正しいとかそういうことではありません。
共感してくれる方はぼくと近い考え方のひとで、そうでない方はぼくとは異なる考えをもつ方なのでしょう。
十人十色。互いの価値観を尊重し合える世界であってほしいですね。
それではまた。
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