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可愛い子には旅をさせる話

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可愛い子に旅をさせる話

可愛い子に旅をさせる話

旅行会社の社長をしていて思うことは是非若い方たちにさまざまな形の旅行を楽しんでいただいて人生を豊かにしていただきたい、そしてそのお手伝いをしたいということです。世界は広く美しいもの素敵なものに溢れています。今回は私と旅行のつながりについて書いていこうと思います。

私の旅の原体験は11歳です。

小学5年生の時に机上旅行クラブという課外授業に入ったのがきっかけでした。机上旅行というのは今でいうとこ

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可愛い子には旅をさせる話 その2

可愛い子には旅をさせる話 その2

私の旅の原体験の話の続きです。もし昨日のエントリーをお読みでなければこちらからお読みください!

机上旅行クラブで脳内旅行トレーニングを積んでいた小学生の私。両親に連れられて家族旅行することはあっても流石に一人で旅することはありません。机上旅行では自分の行きたいところに自分のテーマで、自分の決めたルートで、自分の決めた時間で旅行できるのですから家族で行く団体旅行にはさほど興奮はしていませんでした。

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可愛い子には旅をさせる話 その3

可愛い子には旅をさせる話 その3

小学3年生の夏休みからほぼ全ての休暇、週末、祝日を土木作業に捧げていた私。小学6年生の冬に思いがけないところから援軍がやってきます。それは私の親戚でした。

古民家リノベプロジェクトに注力する前はほぼ全ての休みを里帰りに費やしていた勝瀬家でしたが、プロジェクト発動後は大方向転換! 盆暮正月いずれも帰省はなしです。祖父、祖母、親戚から今年も帰らないの?と圧がかかり始めました。とはいえ長期の休暇はリノ

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可愛い子には旅をさせる話 その4

可愛い子には旅をさせる話 その4

流石に名古屋駅の新幹線乗り場までは送ってくれた両親とホームで別れ意気揚々と新幹線自由席に乗り込みます。手には乗り換えと時刻を書いた手書きのメモ持参です。また非常に忘れ物が多い小学生だった私のために母は鞄は小さめ、かつ一つにまとめてくれました。お隣のおじさんに岡山まで行くんですとお話しして乗り過ごし対策もバッチリです。安心して座ると四国出身である我が家の冬の主食。小さな鞄の3分の1を占める伊予ミカン

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