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【まいぶっく11】おして こすって ~まるまるまる の ほん


絵本って、こんなこともできるのか!!

「あおくんと きいろちゃん」(レオ・レオーニ 至光社)を 初めて読んだ時のような驚きを 感じた。
そして、驚きながら、おおいに楽しんでページをめくっていった。

これは、よむほんでは ありません。
まる で いきているような
まる を つかって あそぶ
まる っきり あたらしい
あそびの ほんです。

絵本の(たぶん)カバーにかかれていた文章。
全く その通りの絵本。

おして    
こすって
くりっくして
ゆすって ・・・・


この絵本、とっても喜んで遊ぶ子どもが、たくさんいるだろう。
子どもじゃなくても、楽しむ人が、たくさんいるだろう。

ポプラブッククラブの オンライン読書会(児童書出張版)で 教えていただいた本。
あっ! この本の100冊の中にも入っていた。
        
原題は 「Un livre!」(一冊の本)

「本」とは何かと著者が追求した一冊に 「まるまるまるのほん」とキャッチャーで 遊び心のある 日本版タイトルをつけたのは 谷川俊太郎
(カーサ ブルータス 2020年9月号より)

amazon で、フランス語版・ドイツ語版・中国語版の絵本の表紙を見ることができた。題名の翻訳が、それぞれちがっているのも おもしろかった。


まるまるまるのほん
 エルヴェ・テュレ さく
 たにかわ しゅんたろう やく
 ポプラ社 2010年


読んでいただき ありがとうございました。