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エクスキューズから入る弊害

以前、こんな記事を書きました。

結論から話せない方の典型として、理由から話を始めるというものがあります。ただ、それだけであれば、「結論から」を意識するだけで変わる可能性があるので問題ありません。

しかし、その理由そのものが「エクスキューズ」だとしたら、意識だけではなかなか変わらないように思います。

以前、報告のほぼ全てがエクスキューズから入る50代で転職されてきた方がいらっしゃいましたが、長年に渡っての習慣のせいかなとも思いつつも、やんわりと指摘させていただきました。

その方には、「▲▲について、どのような見解を持っていますか?」という質問を、「あなたならどう思われますか?」と質問で返す責任逃れのクセもあったので、指摘する際、エクスキューズという表現ではなく、「ご自身の見解を明確にすることは評価にもつながりますよ」とお伝えしましたが、翌年に退職されるまで変わることはありませんでした。

結果が伴わなかった場合、初期段階であれば周囲の協力を受けながら、改善させていくことで結果につながっていくことが多いです。

しかし、エクスキューズから入ってしまうと、そういった協力を得ることが難しくなり、自ら成長するタイミングを逸してしまうことになるのかなと思います。

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