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道東の冬に会いたくて 網走まで①

「季節ごとの大自然に身を置きたい」
昨年4月北海道に魅了され、打ち立てた目標

そう決めたものの
具体的な計画を立てているときの私の頭の中には
色を失った地図しかない
訪れるたびに
季節に彩られた圧巻の大自然に惹きつけられているのに
計画段階の私には
いつもモノクロの恐怖しかないのだ

最東端の根室を目指したときも
原生林の川湯を目指したときも
そして道東オホーツク海沿岸の、網走を目指す今回も

どこかに不安がある

北の大地への畏怖の念からなのか

九州や四国へ行く感覚とは
明らかに違う

そんな気持ちのなか
「冬盛りの北海道」を計画する

仕事柄、2月3月が繁忙期
それでも想いは抑えられない

この時期でないと味わえない
マイナス20℃の世界
私の中では「網走」に決まっていた。

調べてみると
予定した日は、ちょうど「網走流氷まつり」。
流氷船にも乗ってみたい
そう思って宿を探すが、その日はどこも満室。
なんとかならないかと、グーグルマップを見る
網走から電車で40分ほど走ると斜里駅があった。
知床斜里

網走駅から斜里駅まで 釧網線で37㎞

カタツムリの角のように、北海道からビヨンと伸びた知床半島の角の付け根知床半島の入り口に位置している。
網走に行くためだけの宿泊になってしまうが
好きな釧網線での移動ができるなら。
そう思い、斜里のホテルを押さえた。
流氷船おーろら号は満席で個人では取れなかったが
バスツアーでとることができた。
1週間以上、悩みに悩んでやっと旅程の概略ができあがった。

ところが、である。

バスツアーが不安になってきた。
網走の観光ルートを詰め込んだ効率の良いバスツアーだが
果たして楽しむことができるだろうか

川湯温泉に行ったときのことを思い出した。
ネイチャーセンターからアトサヌプリまで続く原野を歩いた時の解放感
歩くことで感じる大自然が好きなのだ!

雪道を歩こう。
そうだ、知床を歩こう。
自由気ままに。

ラッキーなことに斜里駅から知床半島までバスが出ていた。

流氷船に乗った人のコメントを見ていたら
当日でもチケットを買うことができた、とあった。
賭けてみよう
現地で買えるかもしれない。

出発前日に、思い切って
バスツアーをキャンセルした。

出発前日に、やっと納得のいく旅程ができた。

1日目 成田空港から女満別空港へ
    夕方 網走着
    網走流氷まつり
    電車で移動
    斜里泊
2日目 知床の森 散策
    網走泊
3日目 電車で移動
    流氷船 おーろら号乗船
    網走監獄
    流氷館
    女満別空港から成田空港へ 

道東の冬に会いたくて💛
いざ、いつもの2泊3日の弾丸旅行へ出発! 



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