家事を人任せにすることは罪か
作家のはあちゅうさんが、昨日のVoicy(音声SNS)でこんな話をされていました。
「今日は家事代行サービスの方が来てくれたから、部屋がキレイで気持ちがいいんです」「家事が苦手な人は堂々とプロに頼めば良いと思う」「苦手なことはプロに外注しても良い、それが格好いいと思える世の中になれば良い」と。
https://voicy.jp/channel/583/168417
本当にそうなんですよね。
私も日々「苦手なことはプロに任せよう」と思っている人間なので、はあちゅうさんの配信を聞きながら「よくぞ言ってくださいました」と拍手を送っていました。
隠れキリシタン状態の家事代行
私は整理収納アドバイザーという仕事をしていますが、お客さまの中には整理収納サービスを利用していることを周りに公言していない方が少なくありません。
間違っても、チャイムを押して「こんにちはー!整理収納サービスの者です」なんて大声で挨拶してはいけません。忍者のように現れて、サッとお部屋を片付けて去っていく。これが現代の家事代行です(笑)
やっぱり日本では女性が家事を他人任せにする事が "ちょっと後ろめたい事" として認識されているんだなぁと感じます。
餅は餅屋。
難しい会計処理を会計士さんに任せたり、自転車の修理を自転車屋さんに頼んだりするのと同じだと思うんですけどね。
家事に関しては「自分でやりなよ」「親から習わなかったの?」「ちゃんとスキルを磨いて自分で出来るようになりなさいよ」みたいに攻撃されてしまうのが、不思議だなと思います。
苦手なものは苦手なんだよ‥
自分の専門分野はそこじゃないのよ‥
っていう方は絶対いますよね。
家事代行の費用
はあちゅうさんが利用している家事代行サービスは、1回5,000円だそうですが、これが高いと思うか安いと思うかは人それぞれだと思います。
美容院や外食などのプチ贅沢をちょっと我慢すれば得られる額。それで家がピカピカになると考えたら、これも立派なプチ贅沢=自分が幸せになるための投資ですよね。
プロに依頼することで新しい気付きもあると思います。 家事のプロに習ったスキルは一生使えますし、私は整理収納アドバイザーという自分の仕事が、お客さまの人生を変えられる仕事だと思っています。
自分の仕事を宣伝するわけじゃなくて、ただ何となく世の中の考え方として
⚫︎ 苦手なことは無理しなくても大丈夫
⚫︎ プロに頼むことは悪いことじゃない
⚫︎ わからなければ専門家に聞けばいい
ってみんなが思えたら、優しいなぁ〜と思いました。家事代行サービスやベビーシッターに時々頼ることで、お母さんが笑顔になれるなら、そこに意味はあります。
他者の色んな考え方や、色んなライフスタイルを「それもアリだね」って思える世の中になるといいですね。
今日もお片付けでちょっと楽しく!
整理収納アドバイザー
井上ヒロ
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