自分の人生3単語

　

　今の自分は、昔の自分には想像もつかない状況にある。とはいっても、まだ何かを成し遂げたわけではない。ただ、夢だったことは目標として輪郭が見えるようになった。何か才能に恵まれた訳じゃない。それでも目標は実現できると思う。

そんな今に至る自分の軸を3単語で表現してみた。

「意志」「勇気」「責任」

　最初の大きい選択は、高校進学。

中3の夏、「甲子園に行きたい」とずっと持ってた憧れがありながら、自分の実力を考えて志望校を決めきれずにいた。

自分は大したことない。けど、甲子園に行きたい。

小学校から毎日自主練して、練習が辛いシニアにも入れてもらって、今更自分の実力に見限って諦めたくなかった。そこで、自分は、1番意味を持って甲子園を目指せる高校と考えて日大東北を選んだ。

もしこの時、勇気を持って自分の意志を信じてなかったら、今の自分になっていないと思う。

結局、甲子園には行けなかったけど、必死にくらいついてキャプテンになり、自分の選択に責任を取るだけの時間を過ごせたと思う。

　次の選択は、大学で入った準硬式を辞めた時。前にも書いたように、自己実現には必要な選択だった。

途中で辞めること。

これは、自分次第で投げ出したことにも、挑戦したことにもなる。大学で野球をしてないという経歴が、指導者を目指す上でどれだけ影響があるか、色んなことを考えながら、自分自身が成長することを求めた。

結果、色々な縁に恵まれ、自分では到底得られなかった野球観や人生観を学ばせて頂くことができた。

　これまで、選択の度に環境や居場所を変えてきた。でも、自分が出て行ったどの場所も応援してくれて、受け入れてくれた場所でもたくさん支えて頂いている。これらはどの出会いも今の自分を作ってくれたかけがえのない出会いだったと思う。

　自分を成長させてくれる人と出会うには、どうするか。

　まずは、揺るがない意志を持つことと勇気を持って踏み出すこと。そして、その選択が正しいと証明するだけの責任をとること。

自分が本気になればなるほど、応援してくれる人が増え、力を貸してもらえる。

「夢に責任をとる勇気を」

そして、すべての始まりは

「意志あればこそ」

この軸を忘れず、謙虚な気持ちと向上心、感謝の心を持って進んでいきたい。

「日本一の東北へ」