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第22回 年齢のせいにされたくない

美容師の会話に必ず
「髪が細いのは年齢のせいですよ」
と、このワードが出てきます。

確かに年齢も関係してくる部分もありますが、
どちらかといえば
ダメージによる髪の細くなる現象

こちらの方がだいたい間違いないと思います。

では、年齢のせいだけではなく「髪のダメージ」によるものだとしたら何をどうしたらいいのか?ご説明いたします。

|髪は年齢で徐々にスカスカ

髪は年齢を重ねると、髪の中は徐々にスカスカになりやすくなってきます。これは間違いなく誰にでも起きる現象です。毛粗鬆症(もうそそうしょう)というそうです。
ということは髪の体力は若いころと比べるともともとの体力が減少状態になっている、「傷みやすい」状態ということになっていることを覚えてください。もちろん体の新陳代謝がよくなったり、食事にも気をつけたりなど髪に良いことをしていれば変わると思いますが、今回はこのお話はまた今度。

|髪はダメージすると細くなる

髪はお寿司の海苔巻きのような内部構造になっています。
黄色のいびつな形の集合体コルテックスといいます。
ダメージすると髪はどうなるかといいますと、コルテックスに穴があいたり、コルテックスとコルテックスをくっつけているCMC(細胞膜複合体)の減少によって髪が細くなってしまったかのように収縮してしまうんです。
ちょうど、タオルをギューギューにしぼった感じです。

そのため髪は細くなったような気がするんです。

ダメージによる髪の細くなる理由は内部の流出でほそくなってしまう、と言うことなんですね。

いかがですか?
これだけでも年齢のせいが大きいとは言えませんよね。
日頃のお手入れ、過度なヘアカラー・パーマ・縮毛矯正などをっしないように気を付けるだけでも、髪がきれいに太く健康的な状態で過ごすことができます。
確かに、病気になったり、食事がバランスよく摂れなかったりなどは細くなったりはします。
そこは十分気を付けて健康に過ごしましょう。


まずは年齢という言葉に惑わされず、一つ一つ解決していきましょう。


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