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こんばんは

大河ドラマ 青天を衝け 来週日曜日は第33話「論語と算盤」。

 こんなタイトル付けられたら見逃すわけにはいきません。栄一の設立した第一国立銀行の危機が迫り、窮地に陥ります。そんな中栄一は「論語と算盤」の精神を貫き、、、みたいな展開でしょうか。勝手な推測です。


さて、こんな記事がありました。

米、企業年金にESG基準 法規則改正で脱「収益最優先」

ESGは現代の合本主義


現代版の合本主義が、このESG投資にあるとおもうのです。
渋沢栄一の唱える合本主義は、

 ・社会に貢献することを大前提とした事業を行う、 
 ・適切に物やサービスを提供する、
 ・従業員を幸福にする、
 ・利益を社会に還元する


という考え方に基づいて事業を興します。

 一方ESG投資は、持続的社会に配慮した取り組みを行う企業に、資本が配分される仕組みのことです。今回の記事の内容は、企業年金を利益最優先だけではなく、ESG投資にも振り向けられるようにするというもの。

 企業年金は、比較的長期視点の投資をしやすく、ESG投資が益々さかんに行われるでしょう。

 新たに事業を興すもしくは起業する際、「ノーブル・パーパス」を持つことはいつの時代にも長期にわたり事業を継続するために欠かせない視点なのですね。


※ESG投資の定義は、
野村総研の解説を引用します。

ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取って作られた言葉です。気候変動問題や人権問題などの世界的な社会課題が顕在化している中、企業が長期的成長を目指す上で重視すべきESGの観点での配慮ができていない企業は、投資家などから企業価値毀損のリスクを抱えているとみなされます。
そのため、ESGに配慮した取り組みを行うことは、長期的な成長を支える経営基盤の強化につながると考えられています。


※合本主義については、以前記事に取り上げました。よろしかったらご覧ください。


論語と算盤(Kindle)

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