活用なき学問は無学に等し (学問のすゝめ)
こんばんは。読書の秋ですね📚
今日は日本の明治時代の大ベストセラー「学問のすゝめ」(福澤諭吉)の言葉です。「学問のすゝめ」からは、これまで何度かピックアップしてご紹介しています。とても溌剌とした、元気の出る言葉たちです。
このnoteを読んでくださった皆さんのお役に立てるとうれしいです。
福澤さん、とても快活にあっさりとした言葉が多いところがまた良いですね。
実学こそ日本を救う!
福澤の生きた明治時代、士農工商制度が廃止され、四民平等が謳われましたが、日本人はお上頼みのところがあり、自ら学び成長するというマインドが醸成されていませんで得した。
欧米に何度か訪問したことのある福澤は、この現状に、「このままでは植民地化される」という危機感を持ちます。
これを打破するために書かれたのが「学問のすゝめ」で、国民一人ひとりが自ら学び成長することで国力を上げることを常に念頭に置いていました。
タイトルに記載した今回の言葉も、活用することを前提に学問をするのだ、と言っており、まさに実学の王道的なアプローチです。
国民の多くが実学を行うとは、個人個人が社会を良くするために学問を学び、その先には集大成として、社会実装(活用)をデザインしていく、そんな能力が当時求められていた時代背景があります。
そんなことで、今日の言葉の、社会で応用できない学問は国民にとって意味がない、というフレーズにつながってくるのです。
このnote記事を書くために、いろいろな古典の解説書をこの半年読み漁りました。そして、noteへのアウトプットは自分への定着がよりすすんだことを実感しています。
この学びを仕事に、人生に活用していこう、そんな前向きな気持ちになれた言葉でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
(参考)
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