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NIKEアプリで通販したら、一歩先のECが見えそうだった

どうも、悪あがきし続ける非テクノロジー系人材、Hiro16Kです。昨今のリモートワーク(Work From Home)強制シフトな環境の中、Zoomやらサーバー関連やら、ギリギリまだなんとか最低限の体制は構築できている感じです。これが1〜2年早かったら、完全に詰んでいる残念層の仲間入りしていた自信があります。

今回はECサービスを使ってみた感想文

ただでさえ外出しにくい昨今、のんびりお買い物というわけにはいかないですよね。また、既に生活の中でECサイトを使った通販をかなり取り入れている人も多いと思います。メジャーなのはAmazon、楽天市場、最近はPayPayモールなんかもじわり存在感を示しているのでしょうか。今回はこれらとは別の、NIKEアプリから直販をしてみました。

NIKEアプリとは?

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NIKEが出している直販のアプリです。ランニングやトレーニングのアプリとも連携しているので、ちょいちょい購買意欲を刺激してきます。靴などは実際の試し履きができないことが最初は心理的障壁でしたが、30日間は問答無用で返品・交換ができる仕組みもあるため、安心して試せます。また、個人的には大きいサイズでもデザインや在庫の制約を受けないことが、非常に好感しています(29.5cmという非常に絶妙なサイズも余裕で選べるww)。

他のECと何が違ったのか?

ここまで書いた内容だと、他のECサイトと比べて品揃えが良いだけにしか感じられないでしょう。正直、自分自身でもここまでは特に違いを感じていませんでした。しかし、驚いたのはここからです。

1. 即日配達&細かい時間指定

なんと、送料無料で即日配達してくれました。おそらくミニマムの購入価格は設定されていると思いますが、靴とかを購入すれば余裕で超えるようです。しかも、ソフトバンクグループが出資しているScatchという配送サービスを利用しているため、時間帯指定は早朝から深夜まで1時間ごとに細かく設定できます。他の宅配大手はそこまでできないため、どうしても不便なところがありましたが、NIKEはやってしまいました(地域などの制約は未確認。都内はできました。)

2. 今どこを運んでいるのか分かる

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これって重要なの?というツッコミが来そうですが、到着を待ちわびているものが運ばれてくるのって、ワクワクするじゃないですか。これが『平和島の配送センターから出荷されました』だけだと、なんか寂しいのです。しかもそれが朝イチで表示されつつ、夕方になっても来ないとか、待ち遠しい限り。このNIKEが使っているScatchというサービスなら、荷物がどこを走っているのか、地図上で見ることができます。これにより時間通り来そうなのかどうかも分かりますし、ご対面までの期待感も高まるばかりです。

結論:購買体験はポチった後も大事

モノを買うというのも、単にモノ自体や価格だけでなく、注文から到着、使用、そして再び注文するまでのサイクルや経験が重視される時代になりました。そういう意味で、トレーニングやランニングアプリと連携しつつ、購買体験でも他社とちょっとした違いを生み出したNIKEの試みは、ビジネスを開発したり、改善するような人にとっても、いい参考になるのではないか、と思いました。

単なるECサイト以上の経験があったので、参考までに共有してみた次第です。(こういうこと書いていると、サクラとかステルスマーケとか言われそうですが、残念ながらそんな身分ではないです)。とはいえ、今年も今のペースだと年間で1,200km以上のランニングするので、どこかのメーカーさんからイイ感じの靴が届いたりすると嬉しかったりします(ただの妄想)。

以上

面白かったらリアクションしてくれると、これまた嬉しいです。

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