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愛され度と提供のしやすさが最強の料理

タイトルの答えはカレーである🍛

カレーは日本の国民食と言われるほど愛されている。老若男女から支持されているカレー。みんなが愛してやまないカレー。愛され度で計れば、日本トップクラスの食べ物に違いない。

筆者の簡単な自己紹介
とある理由によりカレーが好きになり、今では月一ペースで間借りカレー屋や、イベントにてカレー屋を出店したりしているデザイナーです。

ところで、僕はパスタが好きだ。正直言うとカレーよりも好きだ。好きすぎて、その昔イタリア料理人をやっていた。あらゆる系統のパスタは作ったし、手打ちパスタもたくさん打った。

料理人時代は朝から晩まで嫌になるほどパスタを作った後、それでも飽き足らず、帰宅後に夜な夜なパスタの特訓をしていた。深夜のパスタ作りは楽しくて仕方のない時間だった。自由に自分の味を追求できた幸せな瞬間だった。

そんな話をしてみると高い確率で言われる。

「パスタ作ってよ」

その度に僕は頭を悩ませた。

「君の家に行って、そこで調理して良いのだったら作るよ」
「ちなみにガスコンロは二口あるかな?」

こんなキザな言い方ではないけど、このような質問を真剣にしていた。

パスタはタイミングの料理だ。各工程で一つももたつかずに最適のタイミングで作らなければ、どこか自信のない味に仕上がる。すべての挙動が、味や佇まいとなって出てしまうのだ。

せっかく頼んでくれた人には全力で挑みたい。そのためには、ある程度の調理環境が必要なのだ。

もう一つ、懸念がある。

パスタという料理は、完成した瞬間が美味しさのピークである。そして、1秒毎にまずくなっていく。完成してから15分も放置すれば、当然麺はのびてしまうだけでなく、くっつき、からまり、まともに食べることのできない質感へと変化を遂げる。

おまけに乳化させたソースは分離し、クリームソースやカルボナーラの場合は分離と固体化の中間のようなボソボソとした悲惨な状態となってしまう。

つまり、パスタは最適な環境で、最適な作り方をして、最適な提供をし、最適なタイミングで食べていただきたい料理なのだ。

ではカレーはというと?
そんな事はない。

「作ってよ」

と、言われれば、次の日にはタッパーに入れて、あなたの元へ届けに行ける。「食べる時はレンチンして、ご飯にかけて食べてみてね」で、OK。

あぁ~楽!(◜ᴗ◝)

劣化が少ない食べ物は。麺がのびない食べ物は!一晩寝かしたほうが美味しいとか言われたりする料理は!無条件で国民に愛されている料理は

まぁ厳密に言うと、スパイスの香りは時間とともに、誰もがわかるくらい飛んでしまうので、当然カレーも完全体を提供したい場合は同じく難しいのではありますが...でも、15分放置したカルボナーラとカレーライスだったら、8割の人がカレーライスのほうが美味しいって言うと思う。おそらく科学的に検証しても間違っていないような気がする(ただの勘だけど)。

長くなってしまったが、最初のタイトルに戻ると、カレーは愛され度と、提供のしやすさのバランスにおいては最強の料理と言えるのではないかと思っている。

僕は料理を通じて色々な人を笑顔にしたい。その点においてカレーは最強のコンテンツだと確信している。

だから仲間とともに、カレーを作り続け、間借りカレー屋をやり、イベントでカレーを出店する、という事を続けている。当然他にも理由はあるんだけど、それはまた今度。

カレーを食べたい方は、ご連絡いただければタッパーにいれて伺うかもしれません!
イベント等でのケータリング希望の方や、店舗をお貸しいただける方は、ご気軽にご連絡ください!

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ここまで読んでくれて本当にありがとうございます!