見出し画像

中高生の英語力向上には主体性確立のカリキュラム化も欠かせない

中高生の英語力が伸び悩むのを受け、「授業内で英語でやり取りする指導法が一層求められる」そうです。
それと同時に、主体性を高めるアプローチがあれば、生徒の姿勢も変わります(密かに先生も)。

ESD(持続可能な開発を支える教育)では、多様性やコミュニケーション力などの求められる要素は、「主体性を元にした学び」が基礎にあるとしていますが、前者のカリキュラム化は関心事でも、基礎の主体性は手つかずエリアのように感じます。


逆に、基礎が整えば、その他の要素も事実として身につきやすいのですけど、「主体性を身につける教育」への関心は、途端に低めですね。

また、生徒の主体性を高めさせようとしても、その方法が「意見をもつ」「積極的に行動」などを促し、逆効果を生んでいることもあります。それらは、「主体的な行動」であり、「主体的になる方法」ではありません。

主体性が高まり始めると、若い人たちから見られる変化は大きいです。

「グローバル人材育成」は英語力の前に基礎が必要なんです。基礎は多様性の理解とか、協調性のもっと前の、主体性です。英語ができてコミュニケーションが取れるようになるから自信がついて主体的になる、という考えの大人が多ければ、グローバル人材=英語などとなります。でも、環境問わず活躍する人材になってほしいから、まず基礎なんです。

「当然基礎が先でしょう」という流れになるには、どうしたらいいのかな…と思います。

※ESDカリキュラム化教育はこちらから↓
https://kizuna-global.com/for-school/mindtraingfortheyoung/


#日経COMEMO #NIKKEI

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?