還暦を迎えた女性暗殺者たちのミステリー: 「暗殺者たちに口紅を」読書感想
「暗殺者たちに口紅を」
ディアナ・レイバーン (著), 西谷 かおり (翻訳)を読みました。
読みながら、脳内でハリウッド映画を見ているようでした。特に暗殺というミッションをこなす還暦を迎えた女性4人組の描写の部分はスピード感があり、あっという間に読んでしまいました。若くて、暗殺者としては絶頂期というわけではなく、年齢を重ね、無理をすると身体がきつい彼女たち。けれどこれまでの経験から、狙撃名手がいれば、毒薬を使いこなしたり、武器が好きだったりと、自分たちそれぞれの経験と得意な方法で危機を乗り越えていきます。
そういった彼女たちの悪戦苦闘のアクションシーンに加えて、一体、なぜ、誰が、彼女たちの命を狙うのかという謎もあり、最後まで楽しんで読めました。
アクションシーンのある小説を読みたい方にはおすすめのエンタメ小説です!
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