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讃岐にレンタル移籍中の、佐々木匠選手を応援してきた話。

J2第7節。

京都サンガF.C. vs カマタマーレ讃岐。

桜満開の、西京極総合運動公園。


普段は京都サンガの応援をしている僕だが、

今日は、讃岐側のスタンドにいた。


仙台サポを名乗りながら、京都の応援!?

お前はなにものだ・・・?

という風に思われたあなた。

この記事の前に、

こちらをお読みいただきたい。



さて、今日は、カマタマーレ讃岐の

ゴール裏(サポーター席)に

お邪魔させていただいた。



自分の応援するクラブは、ひとつに限って、

そのクラブしか応援しないというのが、

「サポーター」を名乗る者のセオリーとされている気がするが、

僕は、そのセオリーに反して、

色々なチームのゴール裏にお邪魔するのが好きである。



Jリーグの面白味のひとつに

「地域性」というものがある。

ほとんどの都道府県に、いくつもJクラブがある現在のJリーグ。


その地域で暮らす人が作る雰囲気が

そのまま、そのチームのゴール裏、サポーター席にあらわれている気がする。


応援にも、ときには選手を𠮟咤激励する声にも方言や、その地域の特色が現れる。


また、その地域の人にとって心地よいリズムで、

応援やチャント(応援歌)が歌われる。


思い切って、ほかのクラブの応援に参加してみる。その地域の空気感を感じる。

ひとつのクラブを応援しているだけでは、

気づけないJリーグの楽しみ方である。



さあ、舞台は西京極。

初めてのアウェイ席。


西京極には、何度も足を運んでいるが

今日はちょっと不思議な感覚がした。


カマタマーレサポーターの友人と一緒に、

入場ゲートに並ぶ。


「今日も匠に期待だね!」


こんな声が聞こえる。

佐々木匠選手。


ベガルタ仙台のユース出身で、

今年は、カマタマーレ讃岐に
レンタル移籍をしている。


自分の愛するベガルタ仙台から

レンタルで移籍している選手が、

こんなにも期待されている・・・!


サポーター冥利につきる瞬間である。

僕まで、誇らしい気持ちになった。(笑)


さあ、ゴール裏からピッチを見渡す。


京都サンガのゴール裏はこんな風に見えるのか。

たまには、別の視点で見てみるのも面白い。




サポーターを名乗りながら別のチームのゴール裏に

お邪魔するという、
Jリーグの楽しみ方には、

僕なりのセオリーがある。

それは、「とことん予習し、全力で応援する」ということである。


やはり、ゴール裏、サポーター席
というのは、

そのクラブを特に応援したい人が集う場所であり、

半端な気持ちでお邪魔するというのは、失礼なのではないかと考えるからである。


予習は、そのクラブのサポーターの方が

ネット上にアップしてくださっているサイトを見たり、

youtubeで応援風景を何度もみて、

チャントの歌詞を覚えられるくらいまで、仕上げていく。



もちろん、ここまでせずとも、ゴール裏に行って良いと思う。


ゴール裏のサポーターは、新規の人、初めてゴール裏へ行く人に、

とても優しいし良くしてくれる。


ただ、僕は、やはり一生懸命応援した方が楽しいと

思っているので、このようにして、

ゴール裏にお邪魔するようにしている。



そして、讃岐の応援。

この記事を書きながらも、

鼻歌を歌ってしまうほど、素敵なチャントばかりで

応援をとても楽しめた。


特に気に入ったのは、”DREAM EXPRESS”

「走れ 走れ 俺たちと共に 夢のかなたへ向かって
叫べ 叫べ 声が枯れるまで ゴールを奪い飛び跳ねろ」という歌詞で、

とくに”夢のかなたへ向かって”という部分が、

格好いいなぁと思った。



また、匠選手のチャントがあるというのがとても嬉しかった。

「たくみ 讃岐と共に さらなる高み目指し 行こう」

これもまた格好いい。



試合は、個人技で勝る、京都サンガが優勢な出だし。


とくに印象的なのは、匠選手がボールを持った瞬間。


讃岐のサポーターから歓声があがる。

匠選手は、すっかりチームの中心なのだ。


讃岐のサポーターの友人も、

匠選手を絶賛していて、嬉しくなった。


これは、とてもおこがましい話ではあるが、

仙台を離れて、頑張っている姿に

自分を重ねているところもある(笑)



そして、結果を出す、匠選手はすごい。

前半30分ごろ。

匠選手のドリブル突破。

そして、ペナルティエリアの前で倒される。


フリーキックのチャンスで、

讃岐の原一樹選手のゴール!


匠選手のドリブル突破がきっかけで

讃岐に得点が生まれた。


ハーフタイムには、讃岐サポの方から

のど飴をいただき、ほんとうに温かいサポーターの方々だなぁと

思った。



そして、 試合は1−1で終了。


勝ち点3とはいかなかったが、

試合終盤の攻勢には、

見応えがあり、
かなり熱くなった。



以上である。

試合後には、出待ちをしていて、

匠選手と写真を撮っていただき、大満足であった。


快く、僕を迎えてくださった讃岐サポの友人に感謝である。

そして、

匠選手と、カマタマーレ讃岐のさらなる活躍に期待である。

もし僕の文章を気に入っていただけたら嬉しいです。