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2050年問題アップデート編

こんばんは!Higeです。

少し前に執筆し、多方面から反響を多くいただいた「2050年問題」のnote。

2050年問題は簡単にいうと気候変動の影響で「コーヒーは飲めなくなる」「コーヒーが1杯1000円になる」という将来的に訪れる問題のことです。

そうは言っても2050年にもコーヒーは飲みたい。

今回は、2050年問題に対して世界ではどんな対策が行われているのかを今回リサーチしてみました。

1.品種の開発研究

昨今、気候変動が発生しても、美味しいコーヒーの栽培が安定的に行えるよう、品種の研究開発と実験が進んでいます。

中でもF1(第一世代)ハイブリッドは注目されている品種です。

F1(第一世代)ハイブリッドとは、遺伝的に異なる親品種 (たとえば、エチオピアの野生品種 x カトゥーラ) を交配して作られれる品種です。

https://worldcoffeeresearch.org/programs/next-generation-f1-hybrid-varieties

それぞれの親品種を交配させることで両親よりも様々な側面(収穫量の多さ・病気への強さ・害虫耐性)で優れている品種を作ることに成功しています。

また、今までは「病気や害虫に強いこと」と「美味しいこと」はトレードオフでしたが、このF1(第一世代)ハイブリッドはカップ評価で90点を得るほど美味しいコーヒーに仕上がっているようです。(私もまだ飲んだことがないので、飲んでみたいです)

ただ、まだまだ生産体制が万全でない上に高価なため、市場に出回る数は少なく、今すぐに「2050年問題」を解決する種になるとは言い難いと思います。
今後、どのように発展していくのかは未知数ではありますが「2050年問題」を明るく照らす糸口になることは間違いないのではないでしょうか。

続報に期待です!

2.代替コーヒーの出現

今、コーヒーが栽培できなくなる未来を見据えてコーヒーを使わない「代替コーヒー」を作る会社があることを知っていますか?

材料は大豆や大麦など。
抽出方法は従来のコーヒーを同じというのだから驚きです。

私がこの情報を知ったのはシンガポールの会社なのですが、材料は日本でも手に入れられるものなので、もしかしたら本物のコーヒーノキを栽培するよりも、代替コーヒーの方が日本で実現しようとする人が出現するのが早いかも…?と思ったりしています。

こちらの商品も飲んだことがないので、いつか飲んでみたいです!

参考

まとめ

いかがでしたか?
大きな時代のうねりに抗うことは難しいですが、世界で行われている様々な取り組みに、これからも注目していきたいと思っています。
マイナスなことばかり考えていても仕方ないですからね。

これからも私は私にできる小さい対策をしていこうと思います!

Hige


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