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 最近まで、”経理マンの職場・生態”をテーマに経理ネタの記事を書き続け、経理ネタが一段落(一旦、言いたいことは全部吐き出した?)しましたので、改めて今後の方向性について考えてみました。なお表題の「経営戦略論」ですが、カッコ書きしています通り、一般的な経営戦略論とは異なり、自分なりの解釈になる点、ご了承ください。

自分の立ち位置(ポジショニング)

 改めて、私は根からの経理マンではないかと思っています。私を含め、開業税理士の事務所には皆、以下の額縁が飾っています。ちょっと気恥ずかしいですが自分自身にも、いつもこのように言い聞かせています。

”税理士は法律家。会計の世界にリーガルマインドを!!!”

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 経理実務でも、既にリーガルマインドを意識し、難しい専門用語は避け、関係者にもオープンに接するように心掛けています。というのも、法律全般に言えることですが、結論の妥当性と結論に至る道筋 が重要でないかと。

 ですが、”会計の世界に、リーガルマインドならぬエロを持ち込む” 誤解がミスターセンクスさんにされているのも事実。そこは追々誤解を解くとして・・・。ちなみに、ミスターセンクスさんには対面でも、大変お世話になっております。彼はマーケティングとブランドのプロ。机上の理論では叶わないリアルを持ち合わせ、私の足りない部分の多くを持ち合わせており、とてもリスペクトしています。ついでに他にも学生時代の後輩に、修士論文で刑法を専攻、法律の世界でエロを貫徹したF君もいました。

 ちょっと話が変な方向(?)に行きましたが、自分のポジショニングは「経理実務」がコアであり、コンテンツの素・ベースではないかと考えています。でも会計や法律の世界を志したのは、経営学部時代のゼミで専攻した経営戦略論・アントレプレナーシップ論が始まりだと思っています。

自分なりの「経営戦略論」の解釈

 学部時代のゼミの専攻は、経営戦略論・アントレプレナーシップ論。起業家精神に憧れてという事もありましたが、最後はゼミの先生の人柄に惹かれて。先生や仲間たちにも恵まれ、ゼミのディベート大会や多くの経営戦略の本を読み漁る日々がとても充実していました。当時のポーターやミンツバーグなど色々な本を読んで、自分なりに一定の結論に達します。経営者・組織のリーダの役割って、この2つに集約されるのではないかと。

  一つ目は、将来のありたい姿を明らかにして、メンバーに伝えること。

  二つ目は、組織のメンバー間の交流を促すこと。

 このあと社会人になり経理実務を経験し、また中小企業診断士試験を通じて、経営戦略論やコンサルティング手法を学びました。更には会社内で、マネジメント業務に関わり、組織のリーダーとしての役割を考えるとき、自分なりに、この2つの視点から問題解決していることに気付きます。会計制度や法律は、常に改正されるので知識のアップデートが必要ですが、この2つの視点は、知恵の部分に近いのではと。

note記事の2つの軸

 noteでは、皆さんクリエイターの記事も参考にしながら、自身の記事のアウトプットと日々勉強です。毎日はおろか、週一のペースで記事を書くのはとても大変と感じていますが、複数の記事を書いていくうちに、自分なりのnote記事を書く時の軸に辿り着きました。

  一つ目は、副業を見据えて、「将来の飯のタネ」を考えること。

  二つ目は、様々なクリエイターの方と「異業種交流」を楽しむこと。

 なんだか、「経営戦略論」で言う、経営者・組織のリーダの役割と似ていますよね?自身が成長するために、新しいアイディアを出し続ける点で共通しているのは、なんとなく納得できます。

補足:経営学部の思い出と、仕事への想い

 以上、自分なりの「経営戦略論」の解釈とnote記事の軸を紹介してきました。最後に経営学部の思い出を補足致します。

 私が勉強していたのは、立命館大学経営学部。キャンパスは当時、京都の衣笠。途中から滋賀県(BKC)に移転しました。ゼミの専攻ですが、教授の研究分野は二の次。教授の人柄重視で、奥村陽一先生のゼミを選びました。社会人になってから、メーカを転々とするのですが、就職先を決める際も、製品の愛着は二の次(?)。これよりも、この企業の組織風土を重視し、「この人達のために経理面で支援したい」との想いを原動力としています。

 そういうことで、仕事上の専門的スキルは周りのヒトの幸せのためにあると考えています。決して、仕事を回すためにヒトが犠牲になってはいけないと考えます。

 <以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>

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