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Twitterで連続47回、つぶやきまくった・・・結果は?
2日連続のTwitter関連の投稿になります。Twitterで連続47回、”ありものネタ”でつぶやきまくってみました。Twitterの拡散性を強化できないかなぁ、と漠然とした思いからです。ひよこちゃんのような弱小(?)アカウントが大化けすれば・・・と淡い期待でやってみました。
1.どのようなSNS戦略で臨んでみたのか?
noteとTwitterのアイコン元を統一し、ソーシャル連携出来ないか”思考の試行錯誤”をしています。詳しくは拙稿『Twitterアカウント育成でnoteを楽しむ』をご参照頂ければ嬉しいです。
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2.やってみて分かったこと(雑感交えて)
①あっという間に読まれなくなる(課題点)
noteとTwitterのポジショニングが異なるので、単純比較できませんが、Twitterはnoteより、読まれなくなるスピードが早いのではと感じています。まるで生鮮食品のように、あっという間に賞味期限切れになるイメージです。いわゆる「インフルエンサー」のように多くのフォロワーの共感を得て、1日3回ペースで継続的にツィートするのは今の私には無理ですね。
ゆえに対策方法を検討中ですが、例えば、後述「3.実際につぶやいた内容(第1話~47話)」でnote上サイトマップを作成し、コンテンツを整理する方法しか思いついていません。(そもそもTwitter投稿に賞味期限の長さを求めることが間違っているのかもしれませんが・・・。)
②字数制限の投稿練習になる(良かった点)
私は約15年前、iPhoneも珍しかった時にTwitterを始め、中小企業診断士 第2次試験の受験用アカウントとして使用していました。受験情報の入手はもちろん、例えば「100文字以内で論述せよ」みたいに、字数制限のもとアウトプットの練習するのにも適していたからです。このように字数制限の投稿練習の場に適していますよね。
あとはnoteにも「つぶやき」機能はありますが、どのように両者を使い分けるかだと考えています。また後述「3.実際につぶやいた内容(第1話~47話)」ご覧の通り、一つのイラストに一つのtweet。意外に親和性があるのではないか・・・とも感じています。
③連続投稿でフォロワー数は増えたが・・・拡散性は?
大変ありがたいことに、1週間で約200人ほど新たに相互フォロさせて頂きました。でもnoteのように「ダッシュボード」機能が無く、拡散性のメリットはおろか、肌感覚もよく分かっていない状況です。ひとまずフォロして頂いている人の期待に沿える情報発信で「自分自身楽しむ」ことを第一に続けていくしかないのかなぁ、と感じています。
3.実際につぶやいた内容(第1話~47話)
では、最後にTwitterで実際につぶやいた内容のサイトマップになります。
⓪オリエンテーション:第1~5話
【第1話】対象者は中学生と社会人を想定しています。学生の皆さんには、将来困らない税金の知識を、社会人の皆さんには、お手軽に学び直す知識を、というコンセプトで、コンテンツを作っています。「税が分かれば社会がわかる!」をスローガンに、これから解説して参ります。 pic.twitter.com/JLj2kA1CCk
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 29, 2022
【第2話】税金が複雑怪奇と感じる理由。まずは税目の数が50種類と多く、しかも関係する法律も複雑に絡んできます。税金の守備範囲はとても広いのですね。しかも、一つの税目を見てもかなりのボリュームがあり深いことが分かります。そこで広くて深い税金の世界をイラスト化をして参ります。 pic.twitter.com/8A0yqi6d9g
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 29, 2022
【第3話】一般的な税金の教科書は、網羅的に税目の種類ということで、国税と地方税の区分、直接税と間接税の区分、と並列的に税目を解説しています。これをストーリー的に攻略。50種類の税金の中で、ポイント(基本)となるのが、”国税四法”と呼ばれる4つの税目から見ていきましょう。 pic.twitter.com/opgqXegfOx
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 29, 2022
【第4話】”国税四法”と呼ばれる4つの税目について整理してみましょう。納税者の皆さんを支援させて頂くのが税理士の仕事。その税理士のお客さんは、”個人”と”法人”の2種類に区分され、所得税と相続税は”個人にかかる税金”、消費税と法人税は”法人にかかる税金”と整理しています。 pic.twitter.com/4K6KLSvEoc
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 29, 2022
【第5話】続きのツィートでは①~⑨節、ご覧の内容に沿って勉強して参ります。前編の基礎知識では、先ほどお話しました国税4法の概要を見ていきます。中編の税法の概要では、憲法をはじめとする税の仕組みを見ていきます。後編の歴史と現在では、日本の国会等、政治の仕組みも見ていきます。 pic.twitter.com/Z3hEzldmo0
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 29, 2022
①所得税:第6~10話
【第6話】前回第5話では①~⑨の全体像を見てきました。今回は早速①「基礎知識」です。日本には50種類の税金がありますが、一気に攻略するのは無理。最初に所得税に絞って解説していきます。所得税は全ての税目の基本となるからです。 pic.twitter.com/acQG3cG0zE
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 29, 2022
【第7話】所得税とは、我々個人が1年間に稼いだ所得(=もうけ)に対して課せられる国税です。どうやって計算されるかと言いますと、公平に課税されるため、個人の税負担能力(=担税力)に応じた課税にするため、図の4つの段階を経て計算されます。 pic.twitter.com/fCnTDdv405
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 29, 2022
【第8話】所得税の10種類の区分は面倒ですよね。やみくもに暗記するものでもありません。そこでタイプ別分類に整理するため、マトリックスで攻略することをおススメします。 pic.twitter.com/eEY1MZZGCC
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 29, 2022
【第9話】まず縦軸。もうけるために何をしたかで区分します。銀行預金や不動産から得られる所得など不労所得(=資産所得)か、給与や退職金収入などの勤労所得かで区分します。次に横軸。生命保険金など一時的な収入か、銀行預金の利子など継続的な収入かで区分します。 pic.twitter.com/6GM0fYL4iS
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【第10話】そして10種類の各所得をマトリックスにプロットすると図の通りになります。縦軸をご覧頂くと、”資産+勤労”と言った組み合わせや、”その他”もある点、ご留意ください。これで10種類の各所得全て網羅しています。次回、第11話は相続税を見ていきましょう。 pic.twitter.com/QxoP67x2Ga
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②相続税:第11~15話
【第11話】相続税とは、相続や遺贈によって、財産を取得した場合にかかる税金です。また相続とは、死亡した人(被相続人と言います)の財産(資産および負債)を、残された人(相続人と言います)が継承することを言い、遺贈とは、遺言によって財産が相続人等に移転することを言います。 pic.twitter.com/ArhesCr2oi
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【第12話】では図のように父が亡くなり、その妻(母と表記しています)と2人の子供(A、Bと表記しています)に相続されたケースを見てみましょう。この場合、父が被相続人、母と子供A・Bの3人が相続人になり、父の継承された財産に相続税が課税される、という訳です。 pic.twitter.com/kWmowIQABG
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【第13話】”相続税って法律の知識も必要・・・。”実際に相続が、”争族”になってしまった場合は弁護士の出番。幸い争族にならなかったとしても、家族法が含まれる”民法”の領域もカバーしなければならないという訳です。ざっくり言いますと、民法と税法の二刀流・・・それが相続税法という訳ですね。 pic.twitter.com/HSjIrZ0oLz
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 29, 2022
【第14話】あと相続税法の性格の説明で、忘れてはいけないのが贈与税。賢い被相続人は相続税を出来るだけ少なくするために、(生前に)贈与しまくる!!という方法が思いつくので、いわば相続税の受け皿(いわゆる”補完税”)として贈与税が課せられます。 pic.twitter.com/Izw93BaZmB
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 29, 2022
【第15話】実際の計算方法について図解しました。ポイントはStep.2のように、法定相続分という予め決められた割合に分け、それに税率を乗じるやり方を強制することで、相続財産額を調整しても相続税額を操作できないようにしている訳です。次回、第16話は消費税・法人税を見ていきましょう。 pic.twitter.com/ArkrTQVMYD
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 29, 2022
③消費税・法人税:第16~20話
【第16話】前回、第15話まで所得税・相続税を見てきましたので、次は消費税・法人税を見て行きましょう。主に「法人にかかる税金」である消費税と法人税。個人にかかる所得税・相続税と比べて簿記の知識が、より必要になってきます。 pic.twitter.com/2mIQWrhBwr
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 30, 2022
【第17話】簿記はビジネスの公用語。どのような職種でも、お金のやり取りはついてくるので、学生の方も出来るだけ早く簿記を勉強されることをおススメします。消費税・法人税は簿記の知識が必要になります。簿記は500年以上前から存在。ルカ・パチオーリが発明し、ゲーテが絶賛しています。 pic.twitter.com/fUxB5XWLeF
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 30, 2022
【第18話】消費税・法人税の税金計算を抑えるには、簿記一巡の仕組みがベースになります。まず取引発生。取引の状況を日々仕訳に起こし、"仕訳帳"に記帳します。この仕訳帳から転記された総勘定元帳をベースに決算書(B/S・P/L)を作成し、税務申告書などに添付されます。 pic.twitter.com/zclDSWlTzQ
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 30, 2022
【第19話】上段の法人税。P/Lで計算された利益が法人税の所得に相当しますが、利益と所得は必ずしも一致しませんが、その調整を別表四と呼ばれる税務書類で計算。別表一で税率を掛け税額計算します。次に下段の消費税。総勘定元帳の預り消費税額から仮払消費税額を差し引いて納付額を計算します。 pic.twitter.com/tX1nZpBF5q
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 30, 2022
【第20話】これまで国税四法の概要をざっくり見てきました。細かい説明はさておき、何となくイメージがつかめれば十分かなぁと感じています。基本部分はいったん終了。後は社会科テキストなどで出てくる個別論点を説明しています。図解で楽しく、”税を切り口に社会が分かる”が目的です。 pic.twitter.com/Ds2NBDiU5M
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 30, 2022
④日本国憲法:第21~24話
【第21話】次に見ていくのは日本国憲法。国税四法の上位に来ます。ちなみに法律の世界では、①憲法、②通則法、③法、④施行令、⑤施行規則と階段状になっています。次回、第22話より「税から見た日本国憲法」をじっくり解説していきます。 pic.twitter.com/GL2xLRTNle
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) November 30, 2022
【第22話】憲法では税に関して、『租税法律主義』という考え方を定め、根拠条文は30条と84条になります。
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 1, 2022
30条:国民は法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。
84条:新たに租税を課し、又は現行の租税を変更するには、法律又は法律の定める条件によることを必要とする。 pic.twitter.com/w4CMk9gAPI
【第23話】『租税法律主義』30条と84条を見たので、ハイ、税に関する憲法の解説は終了!?・・・という訳ではありません。憲法の考えを理解する必要があるからです。よろしければ、社会の教科書にも立ち返ってくださいね。 pic.twitter.com/OYDmxX7UVC
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 1, 2022
【第24話】日本国憲法のうち、税金に関係しそうな条文を落とし込んでみました。これら条文は、税について決める時にも遵守しなければいけない考えなんですね。各税法の規定では計算テクニック等、複雑な規定が沢山あります。でもおおもとの考えは、日本国憲法に帰結するということです。 pic.twitter.com/6xFTQwm5di
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 1, 2022
⑤税法の体系:第25~28話
【第25話】次に税法の体系について見て行きましょう。日本国憲法は階段①でしたので、今回は階段②~⑤の内容を見て行きます。多くの法律等が登場しますで、意義の解説をします。”国税通則法”と頂点とした税法の体系となっており、各税法に施行令、施行規則とぶら下がる形になっています。 pic.twitter.com/Xqego5NtW4
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 1, 2022
【第26話】”税法の体系”になります。税法の親玉である”国税通則法”と頂点に、所得税法、法人税法・・・と各税法がぶら下がっており、更に各税法の下に施行令、施行規則とぶら下がる形になります。ん?”所得”が隣の”措法”に「あんた誰?」的な反応を示していますね。次回補足します。 pic.twitter.com/MTwn81EZN7
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 1, 2022
【第27話】租税特別措置法とは、社会政策・経済政策的見地から、特例を規定している法律です。まぁ、所得税法、法人税法等、他の税法と並んで、国税通則法からぶら下がっている法律。兄弟みたいなものです・・・本当でしょうか? pic.twitter.com/QJGzA7PUd0
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 1, 2022
【第28話】所得税法等。これらは”恒久立法”と言われ、法律の有効期限が永久的に続く性質のものになります。他方、措法の場合は、”時限立法”ということで、法律の有効期限がいつまで、と規定されています。「特別法優先の原則」により、措法に規定のある期間(図のA~B)は措法が優先適用されます。 pic.twitter.com/Kbets7r3xK
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 1, 2022
⑥税法の考え方:第29~31話
【第29話】謎のヒーロー”税キング”は、日本税理士連合会の“租税教室”のキャラクター。今回は、”公平な課税”という考えを、更に”どんなものに課税(What)”と、”どのように課税(How)”に分解して説明します。 pic.twitter.com/AHcfgXLyqN
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 2, 2022
【第30話】まず最初に、”どんなものに課税(What)”について見ていきます。実際には3パターンに分類され、①所得課税、②消費課税、③資産課税、に分類されます。そして既に説明しました”国税四法”をあてはめると、図の通りになります。 pic.twitter.com/Rt0SM1Fxvz
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 2, 2022
【第31話】次に、”どのように課税(How)”について見ていきます。課税の方法としまして、税の支払い能力に応じて税負担する”応能原則”という考え方と、行政サービス等、受益に応じて税負担する”応益原則”という考え方の2通りがあり、前者は累進税率、後者は比例税率を使って税額を算出します。 pic.twitter.com/VcrdJ2oZGn
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 2, 2022
⑦世紀の悪税:第32~35話
【第32話】公平な税金の考え方が大切だとイメージ出来たのではないでしょうか。今日の民主主義では、納税者が公平だと納得して納めるのが税の姿です。ところが過去の歴史を振り返りますと、”世紀の悪税”と呼ばれる『人頭税』が存在しました。”鉄の女”イギリスのサッチャー元首相が有名です。 pic.twitter.com/gVX4OE7J0T
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 2, 2022
【第33話】イギリスで導入された人頭税とは、18歳以上の住民に一律課税するもので、納税者の税負担能力を全く無視。サッチャー元首相の想いとは裏腹に、イギリス国民は「弱者切り捨てだ!」と不満が爆発。これを機にサッチャー政権は退陣し、人頭税も1993年に廃止されました。 pic.twitter.com/VHBwvqPBz4
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 2, 2022
【第34話】実は我が国日本でも、人頭税は存在しました。舞台は沖縄県八重山諸島。家族が増えると税金も増えるので、税逃れのため妊婦を殺す・・・という悲惨な実状がありました。しかも明治時代の1903年まで続いていた税制なんですね。 pic.twitter.com/b6RfdqSvJv
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 2, 2022
【第35話】ところで、消費税は「公平」なんでしょうか?第31話のイラスト右下の伏線回収です。日本の場合、食料品にも消費税がかかります。ところが、収入が高い人も低い人も、食費はあまり変わらないという見方もあります。様々な立場で、様々な意見があるところなので詳細説明は割愛します。 pic.twitter.com/HDp4SqN2vZ
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⑧日本史と税:第36~41話
【第36話】紹介させて頂きました人頭税等の歴史の過ちを繰り返さない・・・。この意味でも、歴史を学ぶことは大切ですよね。次回第37話より、日本の歴史の内容に入っていきましょう。税と権力は、切っても切れない関係ということを感じ取ってもらえればと思います。 pic.twitter.com/m7QCFrkB9d
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 2, 2022
【第37話】日本で本格的な税の仕組みが確立されたのは、飛鳥時代。701年、大宝律令の制定によって、国の役所の仕組みが整えられ、都に税が集められるようになりました。「公地公民」の考えのもと口分田という土地が与えられ、租庸調という税が課せられたのです。 pic.twitter.com/rMQUUmgNBH
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 2, 2022
【第38話】庸・調は自分たちで都まで運ばなくてはならず、地方に住む人々にとって重い負担でした。加えて、労役という土木工事などの労働や、兵役も課せられました。重い税負担に耐えられず、他の土地に逃亡する農民も相次ぎました。こうなると、田んぼは荒れ果てるばかりで、税も集まりません。 pic.twitter.com/E90GTva1Hc
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 2, 2022
【第39話】困った朝廷は743年、墾田永年私財法という法令を出し、公地公民からの大きな転換しました。ところが、開墾できたのは財力のある貴族や寺社だったのです。農民は、貴族や寺社が所有する荘園の領主に、夫役や年貢という形で税を納めました。室町時代後半になると、土一揆が広がりました。 pic.twitter.com/98wzkEfIHy
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 3, 2022
【第40話】戦国時代の後半、豊臣秀吉は百姓から確実に税を徴収するため『太閤検地』を行い、奈良時代以降続いてきた荘園制度は完全に無くなりました。ところが江戸時代半ばから米の値段が下落。年貢米による収入がどんどん下がっていき、明治時代になると、根本から税の仕組みを見直すことになります。 pic.twitter.com/saqSmFscyV
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 3, 2022
【第41話】明治政府の税制改革で、1871年に地租改正令を出し、土地の所有者は年貢米ではなく、現金で納めることになりました。以後、戦費調達のため増税が続き、1940年に源泉徴収制度が採用。そして戦後にはシャウプ勧告に基づき税制改革が行われ、今日の税制度の基盤となったいわれています。 pic.twitter.com/TBTjsz2Y1I
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 3, 2022
⑨税の使われ方:第42~46話
【第42話】これまでは”税はどうやって集めるの?”という視点で見てきました。しかしこれだけでは片手落ち。”税の使い方”も租税教育には大切です。主に3割以上が『社会保障』に使われます。他にも、教育・公共事業・防衛等にも使われています。 pic.twitter.com/nkWJrB0t2I
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 3, 2022
【第43話】では税の使い方はどう決めていくのか?まず用語の説明に入ります。税の使い方のことを予算と言います。税は国で使われるものと、自治体で使われるものがありますが、ここでは国の予算を見ていきましょう。 pic.twitter.com/r28P8gAv0J
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 3, 2022
【第44話】日本の国の予算は1年ごとに決められます。会計期間は4月から翌年3月で、7月ごろから次年度にはどれくらい税が必要か、各省庁が必要な金額を計算します(概算要求)。それを財務省が各省庁と調整し、まとめたうえで内閣に提出。この財務省原案のもとに、12月に内閣が予算案を作成します。 pic.twitter.com/VuEsFAk6Wl
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 3, 2022
【第45話】予算案は1月から開かれる通常国会で議論され、国会の議論を通してチェックされます。ところが与党と野党が対立して、予算がなかなか決まらないことも。3月末までに予算が成立しないと税が使えなくなる場合、仮の予算を決めて支出していきます。この仮の予算を暫定予算と言います。 pic.twitter.com/lBlcZcbvz6
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 3, 2022
【第46話】予算はどのようにチェックされるのでしょうか?国会では、内閣が作ったこの予算案をもとに審議が行われます。本会議と別に委員会をつくり、まず少数の議員で話し合います。予算委員会で疑問点や問題点を質問したり、正したりしていきます。他にも税の見張り番として、会計検査院があります。 pic.twitter.com/TsaANNB9zx
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 3, 2022
【第47話】 まとめです。
— 稲垣経営研究所|note8周年事業発表会公認レポータ(税理士・中小企業診断士) (@hiraku1977_note) December 3, 2022
⓪オリエンテーション:第1~5話
①所得税:第6~10話
②相続税:第11~15話
③消費税・法人税:第16~20話
④日本国憲法:第21~24話
⑤税法の体系:第25~28話
⑥税法の考え方:第29~31話
⑦世紀の悪税:第32~35話
⑧日本史と税:第36~41話
⑨税の使われ方:第42~46話 pic.twitter.com/aEmUtp5a9l
表紙は日清食品(株)チキンラーメン”ひよこちゃん”より、お借りしました。
<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>
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