平井 巧|食べると学ぶをデザインする人

10年先に繋がる「食べる」と「学ぶ」のデザイン| 食卓に愉快な風を。|フードロスの再定義|honshoku Inc.|東京農業大学非常勤講師|品川エトワール女子高講師|法政大学 通教 文学部 地理学科|フードスコーレ

平井 巧|食べると学ぶをデザインする人

10年先に繋がる「食べる」と「学ぶ」のデザイン| 食卓に愉快な風を。|フードロスの再定義|honshoku Inc.|東京農業大学非常勤講師|品川エトワール女子高講師|法政大学 通教 文学部 地理学科|フードスコーレ

    マガジン

    • フードスコーレのオープン学級通信

      • 79本

      どなたでもご覧いただける、フードスコーレのオープン学級通信です。

    • 講義レポート_foodskole

      • 7本

      foodskole(フードスコーレ)では、たくさんの先生方がそれぞれの専門分野や世界観から、熱のこもった講義をしてくださっています。そのときの様子を知ってもらいたいと思い、講義後にレポートを発行していきます。もっとくわしく聴きたい!という方は、ぜひ直にフードスコーレを体験ください。

    • フードスコーレの校長だより

      • 27本

      2020年4月、foodskole(フードスコーレ)がはじまりました。フードスコーレにこめる想いや、ここで起きる出来事について、校長・平井巧の目線で書いていきます。

    • フードスコーレの耳で咀嚼するラジオ

      • 4本

      「耳で咀嚼するラジオ」とは、フードスコーレが毎週月曜 10:00にポッドキャストで配信する音声コンテンツです。 「耳で咀嚼するラジオ」は、フードスコーレ校長の平井巧をパーソナリティに配信する音声コンテンツ。「食から、生きるを考える」を掲げるフードスコーレらしく、ゲストがいま気になる食をテーマに話し合う社交場です。おもしろおかしく、ときに真面目に語りつくします。1日のスキマ時間にどうぞ耳で召し上がれ。

    • <不定期連載>食の未来仮説_foodskole

      • 19本

      『食の未来仮説』は、フードスコーレの不定期連載マガジンです。「いま食について思っていること」を聞いてみたい方たちに、それぞれの目線で書いていただきます。

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    食べることを通して、社会を見てみる

    「食べるってなに?」を通して、社会を覗きたい。世の中にある見えづらい食のことを描いてみたい。そんなことを考えています。それを「書いて残す」というのは良い手段だなと思ったので、noteに書いていきます。 じぶんは四六時中食べもののことを考えている、といっても言い過ぎじゃないんです。これ本当です。 まず仕事はというと、「株式会社honshoku」(ホンショクと読みます)という食のクリエイティブチームで、食に関する課題解決や、自社コンテンツの運営をしています。 「食の廃棄」に

      • 小菅村で、食の循環を体感

        すこし前の話になりますが、多摩川源流にある山梨県小菅村へフィールドワークに行ってきました。 「フードスコーレ」で、「Foodloss & Wasteの存在論」と題した、フードロスの在り方を考えるためのゼミがスタート。 「食べものを棄てる」という人の営みに対して「Why?」と向き合うゼミです。食の現場へのフィールドワーク、さまざまなプロフェッショナルとの対話を通して、フードロスの再定義に挑戦していきます。 歴史地理学者の湯澤規子さん、食と農の歴史学者の藤原辰史さんと行った

        • 2023年4月13日 23:35

          物心ついてから38歳くらいまで。つまりつい数年前まで、自分のことをたいした人間じゃないと思っていた。 俺という人間に対して、よく思っていたこと。 こんな奴だから、俺はオレのことをあまり好きじゃなかった。 就職活動のときに、「あなたの長所は何ですか?」と聞かれると、自分では1ミリも思ってもいないことを口にした。(もはや何て言ったのか忘れたが) 短所なら、冗談抜きで100個くらいはエピソード付きで話せるのに。 仕事でもプライベートでも年齢の若い人と接することが多くなって

          • サルベージ・パーティ再始動。「フードロスとどう向き合うか?」 を探る実践の場。

            2013年から主宰してきた「サルベージ・パーティ (サルパ)」というクッキング型イベントがあります。じぶんたちで開催するほかに、企業、自治体、小中高や大学と一緒にたくさん開催してきました。 2019年、コロナ渦に入ってからは活動をほぼストップしていましたが、リアルな集いができるようになってきた今、サルパを再始動しようと思います。 わたしは株式会社honshoku 代表として、そして一般社団法人フードサルベージの代表理事として、10年先に繋がる「食べる」と「学ぶ」のデザイン

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            フードロス疲れに、規格と屑と分解の視点が効く。

            『7袋のポテトチップス』(晶文社)などの著者で歴史地理学者の湯澤規子さんと、『分解の哲学』(青土社)などの著者で食と農の歴史学者の藤原辰史さんと「ロスが生まれる世界」をテーマに話しました。 フードロスをきっかけに、こんなにも話題は広げられるし、フードロスに抱く閉塞感を打ち破れるかもしれない。そんな期待が生まれていく当日の様子をお届けしたいと思います。 「フードロス」は重要な問題だけど、向き合うことに気持ちが疲れちゃっている人も多いのかなと。僕が思うのは、フードロスだけを話

            伝統を継ぐ醸造蔵から知る、食の未来

            「フードスコーレ」で、愛知県の常滑、武豊、碧南、岡崎へ行ってきます。「愛知醸造ツアー第2弾」として、3月25日、26日の2日間で企画しますので、ご興味ある方はフードスコーレと一緒に旅しましょう。 フードスコーレの企画する旅なので、そこはほかのツアー企画とは視点を変えたものにしたいな、と思っています。 「発酵ってすごい!」 とか「これ、おいしいね」とか、そういう気持ちを旅先で感じるのも良いけれど、それが旅の一番の目的ではありません。 一番の目的は、この国に長く続く醸造蔵が

            こんにちは、平井 巧です。

            はじめまして。平井 巧(ひらいさとし)です。簡単ですが自己紹介させてください。 私は新卒で、当時原宿にあった広告代理店に入社しました。企画営業としてメーカー、流通、小売業界をクライアントにセールスプロモーション、PR企画を担当していました。30歳になる直前に独立し、「食」を中心にプロデュース、クリエイティブ制作を専門に仕事をしていくことになります。 2016年、企業・行政の「食品ロス問題」にまつわる課題解決を手がけるため、一般社団法人フードサルベージを設立。 2019年

            問題なのはフードロスじゃなくて、いつまでも変わらない自分たちなのかもしれない。

            食の学び舎「フードスコーレ」で、「Foodloss&Waste(FLW)」をテーマにしたプログラムをスタートさせようと思っています。(あー、ついに書いてしまった) 仕事や学校でFLW について何かしたい、だけど何をしてよいのかわからない! という方。食に興味があって FLW についても一度ちゃんと探求してみたい方。そして僕と同じように、最近の FLW に対する世間の取り組みに「なんか本質的じゃないよね」とギモンを持っている方。そんな方たちには、とくにぴったりなプログラムにし

            参加者募集! FOOD DIALOGUE 第2回 (Live at 東洋製罐グループホールディングス)

            こんにちは。honshoku(ホンショク)の平井巧です。 10月27日に開催した「FOOD DIALOUGE」ですが、これがもうものすごくたのしかったんです。何がたのしかったって、「このさきの食のあり方」について人がリアルに集まって、隣にいる人の話を聞いて、じぶんの話も誰かに聞いてもらって。ただそれだけのことなんですけど。みんなで「話をする」空気ができているから、和やかで心地がよかったんだと思います。あと、オンライン生活に慣れてきて忘れがちなことを、あの時間に思い出していた

            参加者募集! Food Dialogue (Live at 東洋製罐グループホールディングス)

            こんにちは。honshoku(ホンショク)の平井巧です。簡単に自己紹介をさせてください。 新潟大学卒業後、東京の広告代理店、IT関連会社を経て、2016年に仲間と「一般社団法人フードサルベージ」を設立しました。ここでは企業・行政の「foodloss&waste」にまつわる課題解決を手がけています。 2019年には、食のクリエイティブチーム「株式会社honshoku」を設立。「食卓に愉快な風を」をメッセージに、食の学び舎「フードスコーレ」など食にまつわるコンテンツ主宰、クリ

            noteで 食を哲学するサークルはじめます。

            僕は小さな頃から、わからないことがあると図書室に行って本を調べたり、学校の先生や親に聴いてまわっていた。当時はインターネットで検索するような環境なんてなかったし、子どもが調べる程度のことだから、そこまで詳しくは探求できなかったはずだ。だけど、わからないことがあるとワクワクしたし、それが少しずつわかってくる感じも好きだった。 あるとき気がづいた。何人かの大人に同じ質問をすると、全員の答えが同じ場合と、それぞれの答えがちがう場合があるのだ。いまにして思えば、「1+1=2」という

            フードスコーレ校長だより 第7回 2021年「食べる」の再考

            こんにちは。フードスコーレ校長の平井です。これを書いているのは2021年12月29日です。いよいよ2021年も終わりますね。昨年までは違和感があったけど、マスクの常備や手洗いうがいがすっかり習慣化した一年でした。 自分のことを書きますと、今年5月に新型コロナ感染症に罹り、ホテルで10日間療養していました。熱も高かったですし倦怠感もあり頭痛もする。ただそれ以上にきつかったのは、自由のない食事です。与えられた食事しか口にできなかったので、おいしいものを食べたい、好きなものを食べ

            フードスコーレ校長だより_「2021年度後期Basicカリキュラム」の受講生を募集します。テーマは「食欲」です。

            フードスコーレの後期テーマは、ずばり「食欲」です。 人が何かを食べるのは、生命エネルギーを取り込むため。つまり生きるために必要な行為です。そのためにこそ食欲はあると思っています。 お腹が空いていないのに、「チョコレート食べたいな」とか、抑えきれないくらい甘いものが食べたい!と思うことがあります。お腹が空いているのに、何を食べたいか迷う時もあります。これらも食欲が関係していると思っています。 例えば、企業活動。企業は消費者の「食べたい」「買いたい」といった欲を満たすために

            食を遊ぶウェブマガジンをつくります。

            食卓に愉快な風を。 これは、僕らのチーム honshoku の格言のようなものです。honshokuでは食卓を「食事をする場面」と捉えています。星一徹がやらかした「ちゃぶ台返し」で思い浮かぶ一家団欒(?)の夕食。仕事の合間に同僚と食べる街中華の炒飯セ ット。ひとり暮らしの学生がつくって食べる深夜のインスタントラーメン。それらぜんぶが僕らにとっての食卓だと思っています。そんな食卓で過ごす時間を、すこしでも良い時間にするきっかけを、honshokuではつくっていきたいと考えてい

            煮魚定食

            とりわけ「昼ごはん」が好きである。「朝ごはん」も「夜ごはん」もやっぱり好きだけど、「昼ごはん」が頭ひとつ飛び抜けている。仕事の日も休日も、「昼ごはん」の存在は、一日のこれからを一丁やったるかという気にさせてくれるのがいい。 「朝ごはん」は、まだ頭がシャンと起きていないときに自分で用意するもんだから、手抜き感が否めない。「夜ごはん」も、自分でつくることが多い。朝に比べて食材の数を増やして、時間をかけてつくる。このことで、「夜ごはん」は、食べることよりも料理することの方が、俄然

            食の学び舎「foodskole」 食に夢を持つために[vol.4] 答えのない問いを、みんなで考える爽快さ。